昨日、今日と晴れ時々曇り。
12月の満月「コールドムーン」は今朝の午前8時14分であったが、当然眺めることができない(https://tenki.jp/forecaster/t_yoshida/2025/12/04/36867.html)。
そのため、昨夜の午後11時頃に「ほぼ満月」を撮影していたのが次の写真である。

今朝、東方から西方に向かう遠方のANA機を目撃した。


高市首相「存立危機事態」発言後、このところ、近くで飛ぶジェット旅客機を目撃することが大変少なくなっている。
一昨日と今日、買い物のためにスーパー、生協orドラッグストアへ行った。今季は豊作なのに、5kgのコメ価格は約4500円~6000円超えと相変わらず高いままである。スーパーでは新米よりも古米がまだまだ多くを占めていた。
しかも、新米と古米の価格差はあまりない。生協では約6000円の古米が2割引きとなっていた。それでも約4800円と高価格となる。
生協やドラッグストアでは新米がほとんどを占めていた中、ドラッグストアで約4300円の新米を買った。コメを含む買い物では、「栄一」ちゃんに羽根が生えて次から次へと財布から飛んで行ってしまう。昨年はこのようなことがなかったはずなのに。
10月21日発足の高市早苗内閣は、これまでの石破茂内閣の肝いりだった2~4万円の給付金支給をチャラにした。その代わりの物価高対策として急浮上してきたのが、一人当たり3000円の「おこめ券」配布である。
ところが、この配布については、コメ専門家等の有識者界隈からも物価対策として如何なものかとの異論が湧き起こっている。
そこでまず、多くの人がそもそもあまり聞きなれない、鈴木憲和農水相(43)が検討・配布・推奨する「おこめ券」(予算4000億円)とは、どういうものかを知る必要があろう。
「おこめ券」の主な発行元には、シェア約8割を占めスーパーやコンビニ等で使用できる「全国米穀販売事業共済協同組合(全米販/米穀卸売業者が組織する全国団体)」と、「全国農業協同組合連合会(JA全農)」の2団体がある。

https://www.youtube.com/watch?v=0uXFMKGRdos
1枚の額面は500円、3000円分配布だとおこめ券計6枚となる。
「おこめ券」は、主に贈答品や企業キャンペーン商品として使用されている。
「おこめ券」は通常のクーポン券やプレミアム付き商品券と異なり、500円で440円の米と交換できる代物である。つまり、3000円分で消費者が実際使えるのは2640円でしかなく、残り360円は全米販orJA全農の印刷費や手数料となる。
ということは、おこめ券の配布はコメ価格の値下がりを企図したものでなく、物価対策としても効果薄であり、結局のところ恩恵を受けるのは、大手集荷業者の全米販&JA全農ということになろうか。
https://friday.kodansha.co.jp/article/448520#goog_rewarded
いや、むしろ現在は、あまりにも高いために新米の売れ行きが悪く、そのためコメ流通業者が抱える大量の余ったコメの掃き出しに「おこめ券」配布が有効に働く。それは、物価高対策よりも物価高の下支えをする役割さえ担っている。しかも、「おこめ券」に使用期限設定方針なので、猶更である。
つまり今や、使用者の保管を防止し早期に活用してもらうとの名目で、流通業者の抱える蓄えられた大量のコメの掃き出しを良くするため、期限付きのおこめ券を配布する方針とみることもできよう。これでは、高止まり状態のコメの値段が下がるものも下がらないばかりか、むしろ今以上に上昇するというになりはしまいか。
この点、大阪市又は大阪府交野市では、重点支援地方交付金をおこめ券でなく、プレミアム付商品券(例えば、1万円分の購入で1万3000円の買い物)配布又は水道基本料金免除等に充てる方針という。
https://www.sankei.com/article/20251204-3J5CDVET7JJLJFZOVHQIOBYCCM/
https://www.j-cast.com/2025/12/01509748.html?p=all#goog_rewarded
この記事の締めくくりとして次の秀逸記事3点を紹介したい。この際、「おこめ券」配布から窺われる高市政権の政治的性格を考えてみては、如何であろうか。
❶ 「2万円給付は富裕層が得をする形に」「お米券で儲かるのはJA」 高市政権“21兆円経済対策”が「現金給付のほうがマシ」 | デイリー新潮
❷ おこめ券やプレミアム商品券…高市政権の物価対策は低所得者いじめ?むしろ恩恵は富裕層に 【小泉秀人の時事ネタ経済学】| JBpress (ジェイビープレス)
❸ 【ヤフコメで話題】「お米券配布はJAへの利益誘導では」「現金給付や価格対策を求める声」 - 鈴木農水大臣のお米券政策に批判の意見(Yahoo!ニュース THE PAGE)
まさに、高市早苗内閣が安倍政治の継承を自負しているだけのことはあろう。
それにしても、チマチマした物価対策なのに、高市早苗内閣が高支持率を獲得しているのが不思議でならない(【高市内閣支持率】歴代屈指の6~7割を維持:報道8社11月調査 | nippon.com)。確かに、富裕層にとっては歓迎されるにしても、国民の多くは富裕層でないはずなのに、である。
最後に、フィンランドの女性ポップシンガー「Mona Karita(モナ・カリータ)」が歌唱している、次の3曲を紹介して本記事を終える。
❶ 「Satu kaunis rakkauden」(1981年)
https://www.youtube.com/watch?v=81rA0lZEgIQ
❷ 「Se ikuista on」(1983年)
https://www.youtube.com/watch?v=glWKOdoXg8g
❸ 「Helli mua hiljaa」(原曲/Words。1982年/1983年)
https://www.youtube.com/watch?v=t2fUGFDRY6E
https://www.youtube.com/watch?v=nwrqQ2jYpwY(ただし、F.R. David歌唱)