諦観ブログ日記

ー Que Será, Será(ケセラセラ)ー

れいわのコメ狂騒曲(13)~ コメ価格の動向と新米の出揃い ~

 今日は晴れのち曇り。

 

 今朝も、昨昼に続き「飛行機雲」を目撃した。

 雨の降る気配は微塵もなかったが、昼以降に空が厚い雲に覆われ出した。

 

 先だって、スーパーでコメ5kgを購入したついでに、他のスーパー等でのコメ価格を調査してみた。新米の占有率は上がっていたものの、古米の占有率がなおも約40%を有に超えていた。それでも、とあるスーパーではコメ自体が少なくなっており、しかも古米ばかりであった。いずれもコメ価格は、約4500円~6000円超の高いままである。

 

 全国各地にて新米(※1)の出揃う頃になっても、コメ価格の高止まりは収まるどころかむしろ、14日農水省の発表で、11月3日~9日販売のコメ5kg平均価格が4316円(銘柄米4573、江藤ブレ米 3463、小泉コケ米 2117)と過去最高値を更新している(https://mainichi.jp/articles/20251114/k00/00m/020/333000c)。

 

 これまで、「令和の米騒動」に関する記事を書いて来て、これほどまでにコメ専門家(or と称する識者)の「遅くても新米の出揃う頃にはコメ価格が下がるだろう」との予想が外れていることに、違和感を持たざるを得ない(※2)。

 それも、今年はコメ不足でも何でもなくむしろ、今年の新米の出来は715万3000トンと、前年に比べて63万4000トンもの増加が見込まれるから、猶更のこと。

 

  ところがあろうことに、最近になって当地では考えられない「米価暴落の可能性、国が買い取るしか…」コメ卸最大手神明HD社長 朝日新聞の記事が話題になっている。

 というのも、新米が「不良在庫」に…大手卸売りの「国は米を買い取れ」に、米店は「恥ずかしいと思わないのか」(AERA DIGITAL)という、とある米店店主からの不信感が露わになっているからである。

 

 それも、江藤ブレ米や小泉コケ米の備蓄米放出でも流通の目詰まりの解消がなされなかったばかりか、新米の出揃う現在に至っても、スーパー等の店頭では古米が半分近くを占有し、かつコメ価格の高止まりが続いたままとなっているのである。そのため、従来と異なった視点でもって「令和の米騒動」の本質を探究しなければならないだろう。

 でないと、ほとんどのコメ専門家が当初宣わっていたコメ価格の将来予想が外れるというのは通常あり得ない、と思うからである。

 

 小泉進次郎・前農水相はコメ価格高騰原因をコメ不足として従来の見解を変更していたが、やはり結論としては、当初の「流通の目詰まり(流通業者の出し渋り)」説が正しかったように思えて仕方がない。その理由は、新米出荷時期になってもスーパー等の店頭で古米がうず高く積まれていたこと、大手卸売り業者等の過去最大の収益更新や、今春勃発した「コメ生産農家による令和の百姓一揆」等からである(※3)。

 

 まあ元々、農水省、自民農水族議員、JA等の大手集荷・卸売業者はコメ価格の高騰を期待していた。そのため、コメの流通問題にメスを入れられることに拒否反応を持っている。そして、高市政権がJA等流通業者の期待に応えようとするあまり、ますますコメ価格の下落に無関心となっている。というのも、鈴木憲和農水相が検討中の「おこめ券」配布は、高騰するコメ価格の下落問題と全くの無関係であるから※4

 

※1 新米とは、11月中旬(石垣島種子島産の7月頃から開始)に出そろう全国各地の新米を指し、令和7年産米を「新米」と表示できるのは、令和7年12月31日までに精米・包装されたものに限ると定義されている。

 すると、早くて翌年の2月前後には新米表示もなくなり、令和6年産の古米と令和7年産の新米が併存する状態になろう。

※2 最近では、来年の1月頃にはコメ価格が下がるだろうとか、2年先にはコメ価格が下がるだろうとか、いやこのままコメ価格は下がることがないだろうとか、いろんなことを宣わっているようである。

※3 〈コメ最高値〉「農協の吊り上げは異常だった」米業者 | 集英社オンライン |

※4 コメ高騰を市場原理に任せ国は関知しないと言っておきながら、石破政権のコメ増産政策を辞め、元の減反政策を維持するのは論理に矛盾があると批判するコメ専門家もいる(https://books.bunshun.jp/articles/-/10461)。

 それにしても、給付金支給無しで、かつコメ価格高騰含む物価対策にも後ろ向きと思われる、高市内閣の世論支持率が69%もあるのは、信じられない気持ちで一杯であるhttps://www.asahi.com/articles/ASTCJ3DF6TCJUZPS001M.html?iref=comtop_7_01)。

 この点アメリカにおいては、物価高のため、トランプPの支持率が37%と最低を記録しているhttps://www.cnn.co.jp/usa/35239998.htmlという

 

 最後に、フィンランドの女性ポップシンガー3名が歌唱している、次の3曲を紹介して本記事を終える。

 ❶「Laura VoutilainenL. ボウティライネン」歌唱の「Monta monta」(2008年)

   https://www.youtube.com/watch?v=6E2NLzEFAlc

 ❷「Eija Sinikkaエイヤ・シニッカ」歌唱の「Tyttären valssi」(1981年)

  https://www.youtube.com/watch?v=9_UmB4Xy7sI

 ❸「Johanna Siekkinenヨハンナ・シーッキネン)」歌唱の「Tahdon」(1996年)

  https://www.youtube.com/watch?v=fpO9J-GPIac