今日は晴れのち曇り、のち小雨。
早朝、モズの鳴き声が時折聞こえる中、美しい月が東方に昇っているのを目撃した。

日頃は、あまりお目にかかれない東方から昇る「早朝の細い月」であった。
今朝も、可愛い「モズ子」さんが西方の電線に止まっていた(写真2枚)。


おそらく、早朝夜明け前に鳴いていたモズは「モズ吉」くんであろう。どうやら「モズ子」さんは、西方の電線付近で餌探しをしているようである。
今はもう、ほとんどと言っていいぐらいに周囲の田んぼの稲刈りが終わっている。そのためか、モズの出没も盛んになっている。目当てはカエルやトカゲ等の餌である。例年ならモズの食餌の様子を幾度となく目撃していた。しかし、今季は1回だけ。モズの餌環境が悪化しているのは間違いない。
昨日、スーパーに5kgのコメを買いに行った。特売古米4298円で購入した。コメコーナーの新米占拠率は約10%で、古米が約90%(本日の生協では3% vs97%)を占有していた。そして古米のうち5%が江藤ブレンド米(4298円)、3%が小泉コケコッコー米(約2000円)であった(※1)。
しかも、銘柄古米価格は新米価格とほぼ同じで、相変わらずの約5000円~6000円台となっていた。
いつも思うが、農水省が昨年のコメ不足を認めているのに、なぜ、新米出荷の旺盛なこの時期に古米ばかり店頭に並んでいるのかが、不思議でならない。しかも、この点について、今でもオールドメディア等は口をつぐんでいるようである。
れいわのコメ狂騒曲(10)~コメ価格の高止まりに~ - 諦観ブログ日記(9月27日)
どうも、コメの異常高値はコメ不足だけでなさそうである。いやむしろ、米不足か否かでさえも疑問に思わざるを得ない(農水省の初期見解に戻り、潤沢でないにしても、マアマアコメはあったのでないか?)。やはり問題はコメの流通事情にありそう?※2
政府はまず、物価爆騰対策の一丁目一番地として、コメの異常高値に影響を及ぼしていると推測される「コメの流通事情」に、メスを入れるべきである。それも今年のコメの出来について、小泉農水相の発表で豊作(前年度比/63万4,000トン増加)と言うからに、なおさらのこと(小泉農林水産大臣臨時記者会見概要:農林水産省)。
※1 コメの買い物時、スーパーのコメコーナーで、山積みになっていた5kgの小泉コケコッコー米を、中年男性が約10袋と爆買いしていたのが印象的であった。
※2 このままだと、主食として位置つけられていたコメも、庶民には高嶺の花となってコメ離れが進み、洋食化が一段と進むやもしれない。縦しんば、富裕層が買うにしても数量的にはタカが知れている。
また、国産よりも安価である米国産(カルロース)、台湾産(むすびの郷)&ベトナム産(ほしのあかり)等がコメ食事情を席巻し、日本のコメ農家の倒産が全国各地に続出するかもしれない。もしそうなれば、まさに「腹が減っては戦はできぬ」と例えられるように、食糧安保の危機でもある。
最後、フィンランドの歌手3名が歌唱している、次の3曲を紹介し本記事を終える。
❶ Varjokuva歌唱の「Kesäillan valssi -Somero」(夏の夜のワルツ。2015年)
https://www.youtube.com/watch?v=8dOu8Paac9w
❷ Vesa-Matti Loiri(ヴェサ・マッティ・ロイリ)歌唱の「Elegia」
(1978年/2022年) https://www.youtube.com/watch?v=g-cZXIMrrqw
https://www.youtube.com/watch?v=3GgX08aA4lk
❸ Marjut Leppänen(マルユット・レッパネン)歌唱の「Onnnea odotan vaan」