諦観ブログ日記

ー Que Será, Será(ケセラセラ)ー

実感なきコメ価格の下落報道等に!?

お題「わたしの癒やし」

 

 今日は曇り一時小雨。

 

 暑い夏も近づきつつある今時分、冬花「ビオラ」が未だ咲いている。

 強く美しい冬の小花である。

 

 3月の政府備蓄米の放出後も、5㎏コメが昨年よりも2倍以上と価格高騰が止まらない。江藤拓農水相(64)は当初備蓄米放出により、コメ価格が低く抑えられ安定するだろうとして記者会見をしていた。ところが予測も虚しく、コメ価格は高騰し続けている。

 そんな折、江藤農水相待望の予測どおりか?、5月12日農水省は4月28日~5月4日までに全国販売のコメ平均価格が4212円と19円値下がりしたと発表した。

 

 しかし、しか~しである。当地のスーパー等でコメ価格を調査しても、とてもとても4000円台前半で販売されているのをほとんど見たことがない。ただその価格で見るのは、台湾産米(むすびの郷)or 米国・カリフォルニア産米(カルローズ)ばかり。

 あまつさえ、「下落した、下落した」と報道されるも、たったの19円で、しかも昨年度より2倍ものコメ価格のままである(《米の価格》18週ぶり値下げ「たった19円」| 介護ポストセブン)。

 そのためか、スーパー等に買い物に来た「爺っちゃん婆っちゃん」の、コメ価格下落への期待に反する溜息が聞こえて来そうな落胆振を見掛けることも多かった。

 

 このことは、かってアベノミックスにより戦後2番目の好景気と喧伝されて遍く信じ込まされていた景気観(アベノミクス景気)が、当時の実感なき街角景気と大きく乖離していたのと同様に、訝しがらずにはいられない。

「特売チラシ」から解放されたいんだが・・・そこに不条理が(2)!(>_<) - 諦観ブログ日記(2019年1月22日)

「特売チラシ」から解放されたいんだが・・・そこに不条理が(3)!(>_<) - 諦観ブログ日記(2019年1月26日)

 というのも、今でも5kgのコメが約5000円台~6000円台となっているからである。そもそも、当地では、全国販売のコメ平均価格4212円が違和感満載であるのに、先週より19円値下がったと言っても、これでは国民の期待する値下がりがあったと言えないだろう。※1

 

 では、このコメ価格高騰により大儲けしているのは、一体どこであろう?

 それはどうも、流通業者にありそうである。

 というのも例えば、 コメ卸の「ヤマタネ」は営業利益3.7倍の23億5100万円、「木徳神糧」の営業利益は4.9倍の19億2900万円と、需給ひっ迫の折も単価上昇と特売頻度減少により大幅増となっている5/15 日本農業新聞)から、である。

 

 であるのに、JA全農山形「それでもお米は高いと感じますか?」4/27 山形新聞朝刊)」との新聞広告で、ご飯お茶碗1杯約49円に対し、カップ麺約187円、菓子パン約231円等を対比し掲載していた。

 これに対しネット上では、主食と嗜好品との役割は違うでないかとか、JA全農新聞広告に「買い占めたお前が言うな」の声等による多くの批判が寄せられていた。

 

 そして、その極めつけが5月13日、冒頭のコメ価格下落に伴う定例記者会見の場で全国農業協同組合中央会JA全中)の山野徹会長(69)が、コメ価格が「高いとは思わない」と発言したことである。これにより農協への批判が再燃・沸騰化した。

 それは、コメ価格2倍の上昇が高いとは思っていないという、世間一般感覚とのズレに対してである。この山野会長発言には、識者からも疑問が投げかけられている。

 それはまさに、上級国民ならではの発言のためであろうか?※2

 

 さらには、山野会長は備蓄米流通の効果を記者会見するも、5月8日現在未だ約7割が未出荷の状況でJAに滞留しているというのが、摩訶不思議であった。※3 

 

※1  今夕、とあるスーパーのコメ棚の片隅で備蓄米を目撃した。今回で2度目。10kgの価格が7214円(税抜き6680円)であった。相変わらず1家族当たり1袋までの表示付き。しかも、スーパー等合計約10店舗のうち、今回目撃のスーパーだけが備蓄米を販売していた。これはまさに、「ステルス特売米」に相応しいものであった。

 勿論、物珍しさもあってこれを購入した。他方で、備蓄米以外のコメの価格は従来とほとんど変わらず、5kgが約5000円~6000円台であった。

※2 ネット上話題になった「上級国民」問題について(私見) - 諦観ブログ日記(2019年5月14日)

※3  なお、JA全農は本日、5月15日時点で41%出荷と発表しているが、それにしても遅すぎる。 

 

 最後に、フィンランドの女性歌手「Suvi Teräsniskaサビ・テラスニスカ)」が歌唱している、次の5曲を紹介して本記事を終える。

 ❶ 「Rakkauden Jälkeen」(邦題/夕映えの二人

https://www.youtube.com/watch?v=l-JvQivDE-Y

https://www.youtube.com/watch?v=bR0oK6XO41I(ただし、Teemu Roivainen歌唱)

https://www.youtube.com/watch?v=q_e84VfgMp4(ただし、Leif Rindeman歌唱)

 ❷ 「Taivas Sylissäni」(2014年)

https://www.youtube.com/watch?v=JvZpim7kJk0

 ❸ 「Lapsuusjoulut

https://www.youtube.com/watch?v=7Y0eZ6xlfJU

 ❹ 「Uneeni et tulla saa」(2019年)

https://www.youtube.com/watch?v=SI7M8fZqIbA

 ❺ 「Kulkuriverjeni Jan

https://www.youtube.com/watch?v=qFSQaSiVUjg

 

(追記)

 5月17日朝、雨。

 政府備蓄米、流通段階での上乗せ額が物流コストや人件費上昇のためか、1.6~3.4倍にも( 農水省、経費と利益を分析 | 毎日新聞)。これが、コメ店頭価格の高止まりの要因か?