今日は晴れ。猛暑日。
今年も昨年同様、自宅前の「田んぼの稲穂」は順調に生育している。
昨年は、新潟県や秋田県等(作況指数95~97)は猛暑と水不足でやや不良も、多くは平年並み(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231110/k10014254081000.html)の状況であった。昨年の全国の作況指数は101で、当地も平年並みのようであった。
先だって、スーパーに米を買いに行った。ところが、米が品切れになっていた。
昨年は、稲が不作だと聞いたことがないのに、不思議も不思議であった。(?_?)
この米不足については、国際政治学者(元東京都知事)「舛添要一」氏(75)も、Xで次のようにポストしている。
今日、スーパーに買い物に行ったら、米がない。もうすぐ新米が出回ると思うが、それまで米櫃が空にならないか心配だ。政府は、国民にきちんと説明しなければならない。主食が入手できないとなると、外国では暴動になる。
— 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) 2024年8月24日
この米不足について、坂本哲志農林水産大臣(73)は「現時点で、主食用米の全体需給が逼迫している状況であると考えていない」と言っている。
スーパーでの米の品切れ(令和の米騒動 ※1)について、大手メディアも再三取り上げていた(https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/900007041.html)。
そして、この米不足の要因として、❶昨年の猛暑と水不足による米不作(新潟・秋田)、❷政府による生産調整、❸インバンド需要増による米の品切れ、❹小麦よりも、米のお買い得感による米需要の増大、❺南海トラフ地震を危惧しての米の買い占め、を挙げていた。
また、次の国民党代表「玉木雄一郎」氏(55)のXポストによると、メディア発表の要因が、農林水産省の見解に沿うものになっている。
【米不足、なぜ?どうなるの?】
— 玉木雄一郎(国民民主党代表) (@tamakiyuichiro) 2024年8月22日
問い合わせも多いので、農水省や集荷団体なとにヒアリングしてポイントまとめました。結論から言うと、まもなく新米が出回るので冷静に対応ください。
▪️主な原因
・2023年の猛暑と高温による不作
・パン・麺の高騰で米の需要が増加
・南海トラフ地震臨時情報の影響… pic.twitter.com/nyQ0nCkNHm
ところが、大手メディアによる米不足要因発表には、ネット上で様々な見解が投げ掛けられている。
その多くは農林水産省の見解に沿うものであるが、その一例として「品切れ状態になっているスーパーは、売り切れるその都度米を仕入れ販売するスーパーだけであって、年間等契約で定期的に仕入れ販売するスーパーには品切れ状態はない」というのがある(https://www.youtube.com/watch?v=AS4Pw30OwEQ)。
ただ、この説明には、なるほどと思えそうであるが、ではなぜ10キロ入り袋の米が5キロ入り袋に変えているのか、又、需要が逼迫していないのなら、その都度であろうが定期的仕入れであろうが、断続的に品切れ状態が続くことに違和感がある。むしろ、米の流通元が販売価格の上昇を企図して、米を小出しにしているのでないかと疑わざるを得ない。
これに対し、上記❶❸の理由について、マスコミは大嘘を突いているとのユーチューブ(https://www.youtube.com/watch?v=Q_FNgCYeicM)も散見される。
いずれにしろ言えることは、昨年と比べ米の値段がかなり上がっているのは間違いない。そしてこの点を捉えて、ネット上では「生産したけど流通を止めている」とか「食糧危機の演出」とかの陰謀論への疑念も抱かれている。
これはちょうど、コロナウイルス・ワクチンや8月5日の株価大暴落(※2)と似たようなロジックである(株価大暴落の意味するものは?(-_-) - 諦観ブログ日記)。
※1 米騒動は、特に、江戸時代の18世紀後半から19世紀にかけて米の急騰や供給不足からしばしば起こったものである。最近では、1993年に起こった「平成の米騒動」が記憶に新しい。その原因は大冷夏がもたらした米の不作(作況指数74.1)であったが、今回の米騒動は多少人為的な要素が作用しているのかも知れない。
「令和の米騒動」はかなり稀な現象?米流通評論家「不作とは言えない」(ABEMA TIMES) - Yahoo!ニュース
※2 れいわの株価大暴落により、実業家の青汁王子こと三崎優太氏(35)が、株式投資で巨額損失(10億円の含み損)を被ったそうである。この点については、株価大暴落により得する者と損する者がいた可能性も考えられる。そしてこの理は、れいわの米騒動にも当て嵌まるように思えて仕方がない。
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202408260000272.html#goog_rewarded、https://news.livedoor.com/article/detail/27013630/
最後に、スペインの男性歌手「Bertin Osborne(ベルタン・オズボーン)」が歌唱している、次の「Tu, Solo Tu」(1981年)を紹介して本記事を終える。
https://www.youtube.com/watch?v=DGMxetJr1tI
https://www.youtube.com/watch?v=08837Ionhd4
(追記1)
8月27日朝、晴れのち曇り。
米不足の要因の一つに、昨年の収穫量は平年並みであったが、精米すると商品に不適なものもあったと言われている。
(追記2)
9月8日朝、快晴。
次の食品新聞では、米があるのに品不足に陥っている理由に、「消費者が必要量以上に買いあさっているため、店頭の品薄が続いているのでないか」としている。