昨日は曇り一時晴れ&にわか雨。今日は曇りのち晴れ。
夏花の定番「ヒマワリ(向日葵)」が咲いていた。
その様子は次の写真(5枚)のとおりである。


(以上、本日撮影)
(以上、7月16日撮影)
原産地は北アメリカ。高さが3メートルぐらいまで成長するキク科の一年草である。
「ヒマワリ」で思い起こされるのは、1970年のイタリア・フランス・ソ連合作の悲哀映画「ひまわり」であろうか。戦争によって引き裂かれた夫婦の悲恋物語である。
その映画シーンの中で、戦地(ソ連)に赴いた夫を探し続けた女主人公(主演/ソフィア・ローレン)の歩いた「広大なひまわり畑」(ロケ地・ウクライナ)が壮観であった。悲劇は夫がモスクワで再婚し、子供までもうけていたことである。
「ひまわり畑」を背景にして、感傷的なメロディが流れる映画の主題曲「ひまわり」(https://www.youtube.com/watch?v=_KMYPfg9Drs)も、映画と同様に大ヒットした。
その半世紀後、ロシアのウクライナ侵略があってから2022年3月以降に、日本でリバイバル上映され、話題となっている。
『ひまわり 50周年HDレストア版』2022年緊急上映 予告編 - YouTube
ところで、ウクライナにある広大な「ひまわり畑」は、激戦地で戦死した多数の軍人のポケットにヒマワリの種を入れて埋葬していたのが、花開いたと言う話がある。
まあ~確かに、多数の死体を丁重に埋葬しきれずそのはなむけとして、ヒマワリの種を添えることがあったのかも知れない。
そんな凄惨な謂れのある「ヒマワリ」話よりも、むしろ癒しを与えてくれる恋慕話の方が気持ちが和み、ささやかな幸せ気分に浸されようか。
それは、次の過去記事にも書いた「Siesta(シェスタ)」という名曲である。
名曲を通じて、「シエスタ」という言葉を知ったんだが!(^-^; - 諦観ブログ日記
その歌詞1番のフレーズ中「窓辺の椅子にもたれる君が 絵のように眠るシエスタ」~「君は無邪気に夢の入り口 ひまわり畑を横切る頃」がある。
又、歌詞2番のフレーズ中「広場を渡る子供の声に かき消されてゆくシエスタ エスプレッソの湯気で誘おう 帰っておいでよ」もある。
シエスタ、ひまわり畑とコーヒーは夏気分には最高のシチュエーションであろう。
この曲はロマンティックな歌で、聴いていると心がほのぼのとなって、ささやかな幸せ気分が味合わされる。