諦観ブログ日記

ー Que Será, Será(ケセラセラ)ー

花鳥風月&埋もれた名曲を探す旅(36)~「小さなシャンソンの店の片隅で」~

お題「わたしの癒やし」

 昨日は曇り。今日は曇りのち晴れ。

 

 

はじめに

 

 昨年7月28日以来途切れていた「花鳥風月&埋もれた名曲を探す旅」シリーズの続きとして、本記事を再開する。

 花鳥風月と埋もれた名曲を鑑賞するのは、心を癒すのにもってこいの手段である。ただ、いつもかつも新規なネタがなければ、どこかで記事も途絶えてしまう。

 今回も、花鳥風月において、とりわけ新規なネタのようなものがないため、敢えて無理をし、平々凡々なものを取上げてしまった。心の癒しには少しほど遠い。

 

 

花鳥風月

 

(1)  ネメシア メロウ  サンシャイン(写真1枚)

(本日撮影分。先だってホームセンターで購入した宿根草である。)

 

(2)  ヒヨドリTwitter投稿を含め、写真3枚)

(以上、本日撮影分。偶にヒヨドリは来ているが、これまで撮影は出来なかった。)

 

(3)  ハクセキレイムクドリ(写真2枚)

(以上、本日撮影分。3羽もいたムクドリは2羽になっていた。)

ムクドリの熾烈なバトル(恋のサバイバル?)の結末は! - 諦観ブログ日記

 

(4)  ANA機(写真2枚)

(以上、本日撮影分。最近は、日航機でなくANA機を見掛ける。)

 

(5) 上弦の月(写真1枚)

(ただし、4月9日撮影分。色編集したもの。色編集すると月の凹凸が鮮明になる。)

 

埋もれた名曲

 

 日本のシャンソンの名曲で、シャンソン歌手「井関真人」さんが歌唱している、次の「小さなシャンソンの店の片隅で」(作詞/船林之介、作曲/井関真人)がある。

https://www.youtube.com/watch?v=8sFj35VsauI

https://www.youtube.com/watch?v=C882cSVW0qs

 そして、この曲の歌詞2番のフレーズに、「バルバラやアズナヴール、ベコーの唄が、小さなシャンソンの店に流れる」とある。

 ところで、この名曲で唄われている「バルバラやアズナヴール、ベコーの唄」とは、どのようなものであったのであろう?

 

 彼らはいずれもフランスシャンソン界の大御所で、シンガーソングライター。

 彼らの歌には、次のような珠玉の名曲がある。

 ❶ 「バルバラ」歌唱の「La  Solitude(孤独)」(1965年)

https://www.youtube.com/watch?v=HPBmR-RQWro

https://www.youtube.com/watch?v=fuK1UY66l94

 ❷ 「シャルル・アズナヴール」歌唱の「Hier  encore(邦題名/帰り来ぬ青春)」(1964年)

https://www.youtube.com/watch?v=thp-0PjhVbM

https://www.youtube.com/watch?v=7GtzB8cfkh0

想ひ出の名曲を辿るジェットの旅(11)~「帰り来ぬ青春(Yesterday、when I was young)」~ - 諦観ブログ日記

 ❸ 「ジルベールベコー」歌唱の「Et  Maintenant(そして今は)」(1961年)

https://www.youtube.com/watch?v=n4rXMGc2wbc

https://www.youtube.com/watch?v=TW6QiI7hHGA

 おそらく、これらの唄が「小さなシャンソンの店で流れていた」のであろうか。しみじみとしたレトロ感を漂わせ、名曲「小さなシャンソンの店の片隅で」にマッチしているように思われる。

 

 そんな小さなシャンソンの店(カフェ&喫茶)は、昭和レトロの時代に盛況を博していた(1981年がピーク)ものの、平成時代以降は衰退の一途を辿っている。当然、シャンソン等の唄も聞かれない。

 そのことについては、次の過去記事(2019年9月20日付け)にも書いている。

「街角喫茶店(カフェ)文化」の変容について(雑感) - 諦観ブログ日記

 小さな街角喫茶店はスタバ等の大手チェーン店やコンビニ等に顧客を奪われ、経営が立ち行かなくなったのが一つの要因でもあろうか。

喫茶店数は30年で半減! - ITmedia ビジネスオンライン

 

おわりに

 

 今回の花鳥風月は、何処でも見られそうな平々凡々としたものであることが判ろう。それでも、木のほとんどない田んぼ周辺では電線が止まり木の代わりとして、大いに役立っている。もし、無電柱化になれば、野鳥たちにとって、田んぼは住み難くなりそうである。

 シャンソンについて、昔は昭和レトロ感満載の曲が小さな喫茶店シャンソン喫茶)等で流行っていた。今は時代も変わり、気ぜわしくなってノスタルジーに浸るような余裕がなくなっている。そんな中でも、偶にはシャンソン等を聴いて心の癒しにするのも悪くはないだろう。しかも、当時は魅力的なメロディに満ち溢れた曲が多く、老若男女を問わず、誰もが思わず口ずさめるものである。