昨日は雨のち曇り。今日は雲り。
殺風景な「寒露の空」に、ひときわ彩を添えてくれるものの一つとして、悠然と飛行する「ジェット旅客機」の勇姿がある。その視界時間は1分弱であろうか。あっという間にその姿を見失ってしまう。それでも、「モズ」や「ジョウビタキ」に比べると、カメラ撮影にとっては十分猶予時間がある。
ジェット旅客機のカメラ撮影に拘る理由は、田舎の殺風景な空に一瞬の彩を添えてくれること以外に、前方の間近の空を飛行するジェット旅客機が「エアポートの名曲」への郷愁を想起させてくれる何かがありそうだからである。
そこで、以下、10月9日から12日まで(寒露)に撮影した「ジェット旅客機」の写真を、簡単なコメント付きで掲載した後、「エアポートの名曲」を紹介することとする。
(1) ジェット旅客機
❶ 10月9日撮影分
「スプリング・ジャパン機」(写真2枚)
(久しぶりに目撃したスプリング・ジャパン機。見えなくなる間際なのに、未だ格納庫から前輪を出していなかった。)
❷ 10月10日撮影分
「ANA機」(写真3枚)
(この時点で、前輪の格納扉が開き始めている。)
(機体を見失う少し前に前輪を出しつつあった。)
❸ 10月11日撮影分
「ANA機」(写真4枚)
(格納庫からの前輪を出すことなく、飛び去っていた。こういうこともあるのか?)
「アライアンス機(ANA)」(写真1枚)
(夕暮れ時なので、写真映りは良くない。前輪は確認できなかった。)
❹ 10月12日撮影分
「ANA機」(写真1枚)
(夕暮れ時なので、写真映りは良くない。この時点で格納庫から前輪が出ていた。)
なお、本日は、空一面が雲に覆われていたため、轟音はすれど、ジェット旅客機の姿は見えなかった。
(2) エアポートの名曲
エアポートのレトロな名曲として、❶「テレサ・テン」が歌唱している、次の「空港」(作詞/山上路夫、作曲/猪俣公章、編曲/森岡賢一郎。1974年)がある。
https://www.youtube.com/watch?v=MjszM3-48Y0
https://www.youtube.com/watch?v=bSvgt6xfC0E
アジアの歌姫「テレサ・テン」が歌う「空港」は、「愛と別れ」がジェット旅客機を通して切々と伝わってくる。
さらに、比較的最近の「エアポートの名曲」として、❷米国ハワイ出身の歌手「ジェニファー」が歌唱している、次の「25時のエアポート」(作詞/吉元由美、作曲/中崎英也、編曲/萩田光雄。2013年)がある。
https://www.youtube.com/watch?v=X3wcYtvShzw
ラテン・ポップス風の歌謡曲である。25時とは翌日の午前1時を言う。この曲は、心なしか、次の「キエン・セラ」の雰囲気に少し似ていそうにも?
https://www.youtube.com/watch?v=GFHL1Z8WNwY&list=PLPfkJ6aa2lR1WYaIcfAoEPp74Q_ZuEWv- (米国の女優兼歌手「ジェニファー・ロペス」歌唱分)
最後は、❸長野県出身の演歌歌手「岩波理恵(いわなみりえ)」(元・全日空国内線客室乗務員)が歌唱している、次の「流星エアポート」(作詞/喜多條忠、作曲/杉本眞人。2013年)がある。
https://www.youtube.com/watch?v=xEuPht1fvAQ
https://www.youtube.com/watch?v=xDhIbgWaIAw
「テレサ・テン」が歌う「空港」のような切々たる雰囲気がある曲である。客室乗務員だった歌手であるだけに、ジェットに込める心が伝わりそうな歌い方か。
上記❷と❸も、❶同様に「愛と別れ」が主題となっている。
それにしても、「エアポートの名曲」は「愛と別れ」が主題となるのに適しているのだろうか?
ついでに、歌謡曲低迷の昨今の折、隆盛(りゅうせい)復活を祈念し、「岩波理恵」の最新曲に「うさぎ」(作詞/兼上佳子、作曲/樋口義高、編曲/猪俣義周。2020年)があるのを紹介したい。
https://www.youtube.com/watch?v=L5JzsEpRCyY
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この曲は、所謂「ド演歌」風でなくポップス風である。大変良い曲なので大ヒットして欲しいもの。(^^♪