一昨日、昨日、今日と猛暑日が続き、熱帯夜となっている。
一昨日、昨日の二日間は扇風機の掛けっぱなしで就寝時の暑さを凌くことができたものの、昨夜はエアコンなしでは暑さを凌ぐことができなり、エアコンをつけっぱなしにした。しかし、早朝は寒くなって目が覚めた。
そんな猛暑続きの中、一昨日、自宅玄関の庭先に2匹の「トンボ」ちゃんが飛んでいた。体長約4cmの「ナツアカネ(赤とんぼ)」と、体長約5cmの「ムギワラトンボ(シオカラトンボのメス)」である。
目撃する数は少ないものの、田んぼを飛び回っている「ナツアカネ」は、庭先に来ても支柱等になかなか止まらず、また止まってもカメラレンズの焦点がなかなか合わないため、撮影は困難であった。
他方、飛んでいるのが一匹でしか見掛けない「ムギワラトンボ」は支柱等に止まってくれる場合が多い。しかし、「ナツアカネ」ほどでないものの、カメラレンズの焦点が合いにくく、カメラ撮影に失敗することが多い。つまり、ピンボケ状態になる場合が多いのである。
「ムギワラトンボ」は昔から郷愁を誘う「トンボ」として有名である。ピンボケは郷愁を誘う映像には良いのだろうか?
一昨日は、そんな郷愁を誘う「ムギワラトンボ」を、ピンボケ状態にならずになんとか撮影できた。
その様子は、次の写真(1枚)のとおりである。
夏が来れば思い出すという唱歌「夏の思い出」の高尚な話ではないが、これらの「トンボ」ちゃんを見るにつけ思い出すのは、かってCD名曲盤収集に明け暮れて見つけ出した、とある「日本のフォークデュオ歌手」のことである。(-_-;)
それは、「とんぼちゃん」(市川善光、伊藤豊昇。秋田県出身。能代高校の同級生。1972~1982年)というフォークデュオである。
その「とんぼちゃん」のCD全集「とんぼちゃんベストコレクションⅡ~とんぼ返り~」(3枚組。2002年11月発売)を、約15年以上前にポニーキャニオン通販で購入していた。
次のネット記事を見ると、このCD全集が現在でも販売されているのには驚き桃の木山椒の木か。と言うのも、廃盤夥しい昨今にあって、約20年前からの息の長いCD全集ものが販売されているからである。
https://www.ponycanyon.co.jp/tpic/toranomon/cd_008_tombo.html
なお、CD選書「とんぼちゃん~貝がらの秘密~」(ポニーキャニオンQ盤。定価1,529円)も購入している。
「とんぼちゃん」のヒットした曲の多くは、淡い恋慕の歌や淋しい歌等、郷愁を誘うようなメロディにあろうか。悪く言えば暗くなるような歌が多いということである。
まぁ~、当時流行った日本のフォークソングはそのような雰囲気の曲が多かったよう。例えば、1972年井上陽水の「傘がない」、1973年ガロの「学生街の喫茶店」、1974年グレープ(さだまさし他)の「精霊流し」や、1975年中島みゆきの「傷ついた翼」「アザミ嬢のララバイ」「時代」である。
そんな中、「とんぼちゃん」の数多くの歌唱曲で特に気に入っていたのは、以下の名曲である。それも、メロディ性重視という観点からの厳選5曲である。
(1)「淡い恋慕の歌2曲」
❶「白い夏の詩(うた)」(作詞/竜真知子・川本明、作曲/市川善光。1975年)
https://www.youtube.com/watch?v=0EIuSsmueKg&list=RD6T3KZJHsGw8&index=5
❷「小さな頃から(Woman Of The World)」(A.Hammond他、訳詞/竜真知子)
https://www.youtube.com/watch?v=KAX3a-oiI-k
(2)「淋しい歌3曲」
❶「貝がらの秘密」(作詞・作曲/実川俊晴、編曲/青木望。1974年)
https://www.youtube.com/watch?v=oxHwsFcM3BU
❷「公園通りの情景」(作詞・作曲/神崎みゆき。1974年)
https://www.youtube.com/watch?v=qd2eU6mD9qQ
https://www.youtube.com/watch?v=3lVcpZN20HU(作詞・作曲者本人の歌唱分)
❸「人足遅れの春」(作詞/山上路夫、作曲/村井邦彦、編曲/小谷充。1975年)
https://www.youtube.com/watch?v=6T3KZJHsGw8&list=RD6T3KZJHsGw8&index=1
最後に、本日早朝に見た「下弦の月(半月)」の写真(2枚)を掲載して、本記事を終える。
なお、完全な半月でないのは、月齢上の「下弦の月」が本日午後10時であるから。
その「ほぼ半月」の様子は次のとおりである。
(2枚目の写真は色編集したもの)
思うに、「下弦の月」が「上弦の月」ほど有名でないのは、真夜中又は早朝に見る機会が多く、それだけに、多くの人が目にする機会も少ないためであろうか?