一昨日、昨日、今日と晴れの天気が続いている。
晴れと言っても、一時的に空一面が雲に覆われたり等して、スッキリとした晴天ではない。特に一昨日は、晴れ一時曇りとも言えそうな天気であった。
しかも、これまでに快晴日和はなかった。
そんな雲が多い状態の晴天を、「梅雨晴れ(梅雨の期間中の一時的な晴れ)」と言うのであろうか。
なお、梅雨晴れの意味には、梅雨が終わって晴れるというのもある。
今日もクチナシの花が咲いて、周囲に甘い香りを漂わせ、「甘い生活」を堪能している。花の全盛も終盤の方へと近付いており、多くの白い花が褐色へと変わりつつある。
それでも、その約1/5程度は、これからも花を咲かせて甘い香りを放ってくれそうである。
そのクチナシの花は次の写真(1枚)のとおりである。
そんな甘い気分になっていると、何んと、今日、甘い香りを周囲に漂わせる「クチナシ」に、葉っぱを食い荒らす「オオスカシバ」の成虫が1匹飛んでいるのを目撃した。
「なぜ、今になって!」と、びっくり百栗の思いに駆られた。(>_<)
勿論、「オオスカシバ」の成虫は花の蜜を吸うだけで、成虫に害はない。害があるのはその幼虫である。つまり、成虫がクチナシに卵を産み付け、その卵が幼虫になってクチナシの葉っぱのほとんどを食い荒らすのである。
オオスカシバの成虫の様子は次の写真(Twitter投稿を含め、5枚)のとおりである。
(写真右下部を飛んでいるのが、オオスカシバの成虫である。)
(写真中央上部を飛んでいるのが、オオスカシバの成虫である。)
とうとう出現した「オオスカシバ」の成虫
— 月影隠輝 (@f3eOrVMXRo0zZgC) 2021年6月22日
⇨かって、クチナシの木の葉っぱを食い荒らし、丸裸同然にした幼虫の親。 pic.twitter.com/A7Q7MpK8to
(オオスカシバの成虫は、頭部と体上半部が薄黄緑色、体中央部分が赤色、体下部部分が黄色で、翅は透明色である。)
「オオスカシバ」の成虫はずんぐりむっくりとした体形に似合わず、動作が極めて俊敏である。そのため、これまでも何度もその撮影に挑戦してきたが、満足な写真を撮影できなかった。
ホバーリングを得意とする虫であるが、なかなか一箇所に留まらないだけでなく、木の中に隠れたりもする。勿論、木や葉っぱに止まるのもわずかの間だけである。その上に、猛スピードで飛ぶのである。
この虫は、かって蜂と見紛って避けたりしたものであった。その後、丸裸同然にされかけたクチナシの害虫の正体を調べるうち、蛾の一種であることが判った。しかも、人に刺したりする蛾でないことも知るようになった。
おそらく、知らない人は刺す蜂と間違いそうになろう。これは、角の生えた幼虫が、その角で人を刺す青虫と勘違いするようなのと似た感じである。
なお、「オオスガシバ」の幼虫による被害及び対策について、次の過去記事に色々と書いている。
三大芳香花の一つ「クチナシ」の害虫駆除に完全成功と思いきや! - 諦観ブログ日記
害虫駆除剤は「オルトラン粒剤」である。しばらくは、その効き目があったと思った時もあった。しかし、上記記事にも書いたように完全駆除とまでは行かなかった経緯がある。
今回、今日まではクチナシに被害がなかったので、昨年散布した「オルトラン粒剤」のおかげかと思っていた。しかし、「オオスカシバ」の成虫はクチナシに卵を産み付けるために寄って来たのは間違いがないと思う。
そこで、今日、今年初めて、クチナシの周辺の土に「オルトラン粒剤」を急遽散布した。
それにしても、鉢植えしているクチナシには花芽も付かなかったのは、何故であろうか?この点、確かに当初は葉っぱの付き状況が悪かったこともある。しかし、地植えしているクチナシも状況は同じであった。
違うのは、その後、地植えの方に葉っぱが付くようになったものの、鉢植えの方は葉っぱが付かなかったことが挙げられる。従って、地植えの方には花芽も付かない。
最後に、一昨日来の空模様の写真(Twitter投稿の合計9枚)を掲載した後、恒例のレトロな名曲を紹介して本記事を終える。
今夕の「彩雲」❶ pic.twitter.com/xKnpNgK57H
— 月影隠輝 (@f3eOrVMXRo0zZgC) 2021年6月20日
今夕の「彩雲」❷ pic.twitter.com/HFhw7C3kds
— 月影隠輝 (@f3eOrVMXRo0zZgC) 2021年6月20日
今夕の「月」 pic.twitter.com/Y368rHAMBT
— 月影隠輝 (@f3eOrVMXRo0zZgC) 2021年6月20日
(以上、6月20日撮影)
なお、参考として、次の6月19日付け記事も掲載しておく。
今夕の月 pic.twitter.com/L8xXojurn5
— 月影隠輝 (@f3eOrVMXRo0zZgC) 2021年6月21日
(6月21日撮影)
双発機 pic.twitter.com/YQU8OTn7WP
— 月影隠輝 (@f3eOrVMXRo0zZgC) 2021年6月22日
(本日撮影)
レトロな名曲は、以下の歌手らの歌唱又は演奏する、ロシア民謡「黒い瞳」である。
❶ 「フリオ・イグレシアス」歌唱の「黒い瞳のナタリー」
https://www.youtube.com/watch?v=cocUysi_P3E
https://www.youtube.com/watch?v=inmsh12tvkM
❷ 「Pomplamoose」歌唱の「Dark Eyes(黒い瞳)」
https://www.youtube.com/watch?v=gfiqW1WaGbw
https://www.youtube.com/watch?v=RtLER_1b5f
https://www.youtube.com/watch?v=TXjRuD_sbBA
❺ 「セルゲイ・トロファノフ」(モルドヴァ出身カナダの音楽家)演奏分
https://www.youtube.com/watch?v=cQ4AfCZzQFI