諦観ブログ日記

ー Que Será, Será(ケセラセラ)ー

野鳥の「ケリ&サギ」を見て!

お題「気分転換」

お題「わたしの癒やし」

 

 昨日は雨のち曇り。今日は曇り。

 

 今季の梅雨時期、田んぼに水が張られてから「ケリ」や「サギアオサギダイサギ)」の姿を見掛けるようになった。特に「ケリ」は田んぼの主になったかのように、畔を根城としている。それも、3,4羽が屯している。サイズから判断して、成鳥と幼鳥のようか。

 それにしても、梅雨の中休みに、田んぼ等の春景色を見るのは、気分転換にもなる。

 

 昨日珍しくも、普段遠方にいる「ケリ」が、自宅近くの田んぼ畔に寄って来ていた。そのため、曇天下であっても、映りがあまり悪くない「ケリ」のアップ写真を撮影できた。

 

 その様子は次の写真(3枚)のとおりである。

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(鳥のサイズがやや小さいことや面構えが穏やかなようなので、幼鳥であろうか?)

 

 今朝は、「ケリ」の成鳥が遠くの田んぼ脇道路の縁石で鳴いていた。

 その様子は次のTwitter投稿写真(2枚)のとおりである。

 (曇天下かつ遠方であったことから、写真映りはあまり良くない。足が長いこともあって、水の張った田んぼを歩きながら、餌であるカエルを探し食しているようである。大口をいっぱいに開けて鳴いているのには迫力が感じられる。)

 

 「ケリ」については、これまで再三再四記事にして来た。特に、次の過去記事では、「ケリ」の記憶方法として、「けりをつける鳥」とか「けりがつく鳥」と覚えると良いとした。

「いい肉」に絡めた「語呂合わせ&駄洒落」、あれこれと!(-_-;) - 諦観ブログ日記

 それも、「けり」の漢字に「蹴り」を使用するのは間違いであって、この鳥の「」を当てるようであるから。

 しかし、実際は、古語の助動詞「~けり」に由来した用語で、かつ結末と言う意味である。この漢字に「」を当てるのは、まさに当て字そのものなのだろうか?

 この点、通常よく使われる「蹴りを入れる」という言葉からも、むしろ「蹴り」を入れて決着を付けることの方が、どこかピンときそうに思われる。(-_-)/~~~ピシー!

 

 一昨日は、なぜか、「アオサギ」も遠くの田んぼに出現していた。その時「ケリ」は飛んで、近くに寄って来た「アオサギ」を威嚇していた。「アオサギ」は関わりたくないためか、その場をすぐに飛んで離れた。

 これまで、「ケリ」が飛んで「カラス」や「人間」を威嚇していたのを目撃したことが多々あった。「アオサギ」に対する場合は初めてであった。これまでもよく言われている「ケリ」の気性の荒さをまざまざと見せつけられたものであった。

 

 その「アオサギ」の様子は、次の写真(2枚)のとおりである。

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(相変わらず、怒ったような強烈な目つきをしている。)


 また、一昨日は「ダイサギ」も田んぼに姿を現した。

 その様子は、次の写真(2枚)のとおりである。

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(美しい白いドレスを身に付けているよう。)

 

 今回、「ダイサギ」が「ケリ」の近くに寄らなかったので、双方の諍いは起こらなかった。

 「ケリ」と「ダイサギ」については、次の記事にあるように、過去双方がにらみ合いをしているのを目撃したことがある。

田んぼの麗鳥「シラサギ」と、夜啼き鳥「ケリ」とのにらみ合い - 諦観ブログ日記

 

 ところで、日常用語にも使用されている「サギ」に関しては、次の過去記事を書いているので、これを参照のこと。

田んぼの鳥「サギ」って! - 諦観ブログ日記

 この「サギ」用語は、品を変え、所を変える等して、今日に至ってもしばしば使用され、巷を賑わせている。特に「コロナサギ」は、今を象徴する新たなサギ手法である。

新型コロナウイルスに便乗した詐欺にご注意!/荒川区公式サイト

コロナワクチン名目の詐欺にご注意下さい! - 大川市

https://www.ja-sapporo.or.jp/covid-19/pdf/013.pdf

 

 「サギ」に対する防止ソングとしては、次のような、レトロなヒット歌謡の替え歌がある。

 京都府警察特殊詐欺被害防止替え歌「サギの流行歌

https://www.youtube.com/watch?v=fPnpf62bjwg

 その替え歌の原曲は次のとおりである。

 「松坂慶子」歌唱の「愛の水中花」(作詞/五木寛之、作曲・編曲/小松原まさし。

1979年リリース)

https://www.youtube.com/watch?v=YVaydH7Omaw

https://www.youtube.com/watch?v=NCgQqSwQVyY

 

 多分、今ではその原曲がほとんど聴かれることのない名曲と言え、かって大ヒットしたこともあることから、これまで「愛の水中花替え歌」としてサギ防止に十分役立ったであろう。心が折れる特殊詐欺も、この替え歌によって防止されたような気がしてならない。(^-^)