昨日は雨のち曇り。今日は曇り。
今季の梅雨時期、田んぼに水が張られてから「ケリ」や「サギ(アオサギ、ダイサギ)」の姿を見掛けるようになった。特に「ケリ」は田んぼの主になったかのように、畔を根城としている。それも、3,4羽が屯している。サイズから判断して、成鳥と幼鳥のようか。
それにしても、梅雨の中休みに、田んぼ等の春景色を見るのは、気分転換にもなる。
昨日珍しくも、普段遠方にいる「ケリ」が、自宅近くの田んぼ畔に寄って来ていた。そのため、曇天下であっても、映りがあまり悪くない「ケリ」のアップ写真を撮影できた。
その様子は次の写真(3枚)のとおりである。
(鳥のサイズがやや小さいことや面構えが穏やかなようなので、幼鳥であろうか?)
今朝は、「ケリ」の成鳥が遠くの田んぼ脇道路の縁石で鳴いていた。
その様子は次のTwitter投稿写真(2枚)のとおりである。
❶千葉県柏市に出現した、絶滅危惧種指定の怪鳥「ミナミジサイチョウ(体長約1m)」騒動https://t.co/wGlqtf0NBshttps://t.co/0Lq2wdJrse
— 月影隠輝 (@f3eOrVMXRo0zZgC) 2021年6月5日
❷早朝、田んぼ脇道路の縁石に出現した「ケリ(体長36cm)」の様子 pic.twitter.com/mFgNR5PONU
(曇天下かつ遠方であったことから、写真映りはあまり良くない。足が長いこともあって、水の張った田んぼを歩きながら、餌であるカエルを探し食しているようである。大口をいっぱいに開けて鳴いているのには迫力が感じられる。)
「ケリ」については、これまで再三再四記事にして来た。特に、次の過去記事では、「ケリ」の記憶方法として、「けりをつける鳥」とか「けりがつく鳥」と覚えると良いとした。
「いい肉」に絡めた「語呂合わせ&駄洒落」、あれこれと!(-_-;) - 諦観ブログ日記
それも、「けり」の漢字に「蹴り」を使用するのは間違いであって、この鳥の「鳧」を当てるようであるから。
しかし、実際は、古語の助動詞「~けり」に由来した用語で、かつ結末と言う意味である。この漢字に「鳧」を当てるのは、まさに当て字そのものなのだろうか?
この点、通常よく使われる「蹴りを入れる」という言葉からも、むしろ「蹴り」を入れて決着を付けることの方が、どこかピンときそうに思われる。(-_-)/~~~ピシー!
一昨日は、なぜか、「アオサギ」も遠くの田んぼに出現していた。その時「ケリ」は飛んで、近くに寄って来た「アオサギ」を威嚇していた。「アオサギ」は関わりたくないためか、その場をすぐに飛んで離れた。
これまで、「ケリ」が飛んで「カラス」や「人間」を威嚇していたのを目撃したことが多々あった。「アオサギ」に対する場合は初めてであった。これまでもよく言われている「ケリ」の気性の荒さをまざまざと見せつけられたものであった。
その「アオサギ」の様子は、次の写真(2枚)のとおりである。
(相変わらず、怒ったような強烈な目つきをしている。)
また、一昨日は「ダイサギ」も田んぼに姿を現した。
その様子は、次の写真(2枚)のとおりである。
(美しい白いドレスを身に付けているよう。)
今回、「ダイサギ」が「ケリ」の近くに寄らなかったので、双方の諍いは起こらなかった。
「ケリ」と「ダイサギ」については、次の記事にあるように、過去双方がにらみ合いをしているのを目撃したことがある。
田んぼの麗鳥「シラサギ」と、夜啼き鳥「ケリ」とのにらみ合い - 諦観ブログ日記
ところで、日常用語にも使用されている「サギ」に関しては、次の過去記事を書いているので、これを参照のこと。
この「サギ」用語は、品を変え、所を変える等して、今日に至ってもしばしば使用され、巷を賑わせている。特に「コロナサギ」は、今を象徴する新たなサギ手法である。
新型コロナウイルスに便乗した詐欺にご注意!/荒川区公式サイト
https://www.ja-sapporo.or.jp/covid-19/pdf/013.pdf
「サギ」に対する防止ソングとしては、次のような、レトロなヒット歌謡の替え歌がある。
京都府警察特殊詐欺被害防止替え歌「サギの流行歌」
https://www.youtube.com/watch?v=fPnpf62bjwg
その替え歌の原曲は次のとおりである。
「松坂慶子」歌唱の「愛の水中花」(作詞/五木寛之、作曲・編曲/小松原まさし。
1979年リリース)
https://www.youtube.com/watch?v=YVaydH7Omaw
https://www.youtube.com/watch?v=NCgQqSwQVyY
多分、今ではその原曲がほとんど聴かれることのない名曲と言え、かって大ヒットしたこともあることから、これまで「愛の水中花の替え歌」としてサギ防止に十分役立ったであろう。心が折れる特殊詐欺も、この替え歌によって防止されたような気がしてならない。(^-^)