諦観ブログ日記

ー Que Será, Será(ケセラセラ)ー

大型連休(2021年5月)に、喜びも一入のはずが!

お題「気分転換」

お題「わたしの癒やし」

 

 今日は曇り時々雨。夕方から晴れ。

 

 今日は5月の大型連休の日曜日。土曜が休みの官公庁や大企業等は昨日が連休初日となろうか。もっとも、4月29日が祝日(昭和の日)なので、30日休暇取得をすれば、大型連休が4月29日から始まることとなる(マスコミ報道はこのことを指す)

 

 そして、5月3日は「憲法記念日」、4日は「みどりの日」、5日は「こどもの日」と、お祝いする日が3日続く。

 しかし、大型連休中は天候が悪いとの予報である。お祝いの日は天候が良ければ、気分もさっぱりするが、最近はそうでない。

 何故だろう?

 

 ❶「憲法記念日」の制定趣旨については「日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する。」、❷「みどりの日」は「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ。」、さらに❸「こどもの日」は「こどもの人格を重んじ、子供の幸福をはかるとともに、母に感謝する。」と、祝日法2条が各規定している。

 

 ところが、上記❶は「不磨の大典」と言われた憲法の改正の動きによる、国民の権利喪失への懸念が予感させられる(国民投票法の採決へ)。❷は田んぼ潰しの濫りな宅地造成開発等による自然破壊が進行している(市街化調整区域の市街化区域への編入蔓延化)。❸は母子世帯の貧困率の高さ(シングルマザーの半数以上)や、子供の約7人に1人が相対的貧困状態に陥っている側面もある(見えぬ貧困)。

 

 つまり、上記晴れやかな祝日制定の趣旨と裏腹な、実際は喜べない社会的実態が多く存在しているのである。

 しかもさらに、昨年に引き続き、現在までも、コロナウイルス変異株のパンデミック(第4波)が日本全体に暗雲を漂わせている。

 特に、3回目の緊急事態宣言の下、大阪に至っては1日の感染者が1000人を有に超える感染爆発が起こっている。

 

 それにしても、なぜ、大阪は人口の多い東京を超えて、コロナ感染者等数が突出して多いのだろうか?これには、吉村洋文知事(45)のコロナ対策のまずさ等々の様々な要因が挙げられている。コロナのパンデミックによって、これまで恒例であった、大型連休の賑わい報道を完全に消失させているのは、紛うことのない事実である。

大型連休初日 新幹線や空の便 例年の混雑ない見込み | 新型コロナ 経済影響 | NHKニュース

大阪の感染急拡大に変異株 専門家「重症者増加のヤマ場これから」 | 毎日新聞

 

 そんなこんだと世の複雑性とこれへの非力感を抱きながら、今朝、咲き出しつつあった、黄色いツルバラシャルル・ド・ゴールのバラの花を見て、心を和ませた。このことは、また気分転換にもなる。

 その様子は、次の写真(2枚)のとおりである。

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(この「ツルバラ」の名前は不明。と言うのも、ホームセンターで購入した際、バラの商品札名がなかったからである。今年は鉢植えの場所を変え、又剪定したりしたので、花芽がたくさん付いている。)

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(「シャルル・ド・ゴール」の花が咲くのも間近い。今年は、例年どおり花芽が5個付いている。これまで、尺取虫に花芽がくわれていたが、今年は大丈夫であった。このバラは、先だって紹介した「ヴィオレッタ」と並んでバラの棘がないのが特徴である。)

 

 おまけに、4月中旬以降、田んぼ周辺からその姿が見えず、北方のシベリア等に帰還したものだとばかり思っていた「ツグミ」までも目撃し、少し安堵したものである。と言うのも、モズ、ジョウビタキやアトリがいなくなり、冬鳥は「ツグミ」のみになっていたからである。

 その様子は、次の写真(Twitter投稿を含め、2枚)のとおりである。

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 (昨年来日した時よりも、「ツグミ」ちゃんは大きく成長しているよう?)

 

 最後に、恒例の「ラテン・ポップス」のレトロな名曲を紹介して、本記事を終える。

 それは、次の歌手らが歌唱している「La  Distancia」である。

 ❶ スペインの歌姫「Tamaraタマラ

https://www.youtube.com/watch?v=2oYN2d-uWFs

https://www.youtube.com/watch?v=Hf63woktLXQ

 ❷ ラテン音楽の王「Roberto  Carlosロベルト・カルロス

https://www.youtube.com/watch?v=YaremoJhG4w

https://www.youtube.com/watch?v=wonqiYBhrwo

 ❸ カンツォーネのプリマ「Iva  Zanicchiイヴア・ザニキ)」(邦題名/心遥かに

https://www.youtube.com/watch?v=m6AGO4WYLYU

心遥かに: いつか、どこかで聴いた曲

 なお、英語では「Distance」、日本語では,「距離」の意味であり、この語彙は、コロナ禍の下「ソーシャル・ディスタンス(social  distance )」として、日本で定着している。