昨日は雪も、今日は曇り後晴れ。
昨日は、寒波の来襲で辺り一面に雪が降り積もっていた。今日は、チラ雪程度で大雪が降っていない。しかし、寒いのは相変わらずである。
昨今の天気予報はよく当たる。これも気象衛星「ひまわり8号」のおかげだろうか。さらに、来年は「ひまわり9号」も運用予定とのことである。
今日は、これまで自宅前方の田んぼ周辺で目撃したことがなかった鳥を見た。その鳥が遠方にいたため、肉眼ではその鳥の正体が判らなかった。それでも、これまで培われた「田んぼのバードウォッチャー」としての感は当たるものである。その鳥の姿や動き等から、もしかしたら「タカ」ではないかと直感したのである。
もし「タカ」だとしたら、これまで見たことのある「ハイタカ」かと、当初は考えていた。
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しかし、「ハイタカ」にしては、その様子が少し奇異にも感じられた。と言うのも、その一つは、❶見た感じが「ハイタカ」より小さかったこと、二つ目は、❷腹部の色が褐色であり、横縞筋模様がなかったこと、三つ目は、❸空中でトンボのような「ホバーリング」をしていたこと、からである。
当初は、何の鳥であろうかと訝った。「タカ」であれば、「ツミ」か「チョウゲンボウ」しかいない筈である。
特に、今回の鳥で目を引いたのは、その鳥の「目の下」に縦筋の褐色部分があったことである。
そこで、ネットググりで調べてみた。
すると、「ハイタカ」や「ツミ」でなく、「チョウゲンボウ」であった。
チョウゲンボウ:都市化する猛禽類 | 野鳥写真図鑑 | キヤノンバードブランチプロジェクト
「チョウゲンボウ」は全長が33~38cm、ネズミ、小型の鳥類、昆虫やカエル等を捕食して、農耕地や原野等に広く生息するという。
これまで、「ハイタカ」は目に留まっていたのに、「チョウゲンボウ」が目に留まらなかったのは不思議である。
まさか、上記記事にも触れているように、「ハヤブサ」に襲われることを危惧して、「チョウゲンボウ」は目立たないところにいたのだろうか?しかし、「ハヤブサ」をこれまで目撃したことはない。
どうであれ、「モズ」や「ジョウビタキ」と並んで、猛禽類の姿を見るのは「田んぼのバードウォッチャー」として、喜びも一入といったところである。(^-^)
それにしても、写真映りがあまり良くないのは残念である。「ハイタカ」の時もそうであったが、遠方にいることや、日射の少ない曇り空等が良好な写真撮影に、何時も災いしている。(>_<)
まぁ~、そんな写真撮影に不向きな天候時に限って、不思議にも「タカ」は現れるものである。
それでは、以下で、本日見た「チョウゲンボウ」の様子を見てみることにする。
その「チョウゲンボウ」の写真(Twitter投稿を含め、7枚)は、次のとおりである。
畑や草原のハンター「チョウゲンボウ」を、初めて目撃。 pic.twitter.com/nmWta05L90
— 月光史郎 (@f3eOrVMXRo0zZgC) 2021年1月8日
「チョウゲンボウ」は目の下にある、黒褐色の縦筋部分が特徴である。又、腹部に横じま模様がないのも、「ハイタカ」や「ツミ」等と、違いの見分け方にもなりそうか。 pic.twitter.com/MwXUA9vRhY
— 月光史郎 (@f3eOrVMXRo0zZgC) 2021年1月8日
ところで、この写真の「チョウゲンボウ」は「メス」なのか、それとも「オス」なのであろうか?
この点の見分け方として、「オス(全長33cm)」より「メス(全長38cm)」の方がサイズは大きいという見分け方もあるが、遠目からだとその違いは分かりにくい。それよりもむしろ、頭部の色に着目して、頭部が「青灰色」であるのが「オス」、「茶褐色」は「メス」として識別するのが分かりやすい。
そうすると、上掲写真の鳥の頭部は「青灰色」になっているので、「オス」ということになる。
最後、いつものように、レトロな名曲を紹介して、本記事を終える。
それは、シャンソンの名曲「L‘amour c‘est comme un jour 」(邦題名/恋は一日のように。作詞/イヴ・ベルナール、作曲/シャルル・アズナヴール。1962年)である。
この曲を次の歌手らが歌唱している。
❶ 「シャルル・アズナヴール」(1972年)
https://www.youtube.com/watch?v=jKs52DkHCg8
https://www.youtube.com/watch?v=XbsegqWevQ4
❷ 「ナラ・ノイアン」(2013年)