今週のお題「感謝したいこと」
今日は曇り。
今週のお題は「感謝したいこと(ありがたやありがたや)」であるが、それに関し、かって読んだ書物「幸福論」の中に、幸福になるための秘訣として「感謝」と「諦念」が挙げられていた(文芸評論家「小林秀雄」の著作?)ような記憶がある。
もし、その記憶が正しければ、感謝するという気持ちを持つことは、幸せへの階段を昇る一歩になろうか。
「ありがたや」という感謝の言葉について、かっての歌謡曲で「有難や節」が大流行し、そのフレーズに「ありがたやありがたや」があった。むしろ、それが歌のメインであったようか。
「はてブ記事への募集担当者」は、今週のお題に「ありがたやありがたや」を載せているが、暗にこのことにも気づいてもらいたかったのであろうか?
であれば、どこかのコマーシャルの名文句にあるように、「ニクイねぇ!」と言いたい。(=_=) 三菱電機 ニクイねぇ! CM GALLERY
上記の「有難(ありがた)や節」は、1960年、作詞/浜口庫之助、作曲/パブリックドメインにより創作され、「守屋浩」さんがこの曲を歌唱してヒットした曲である。
https://www.youtube.com/watch?v=PozJNqwXvDA
歌手の守屋浩さん死去、81歳 「僕は泣いちっち」:朝日新聞デジタル
元歌は、名古屋地方の俗謡「ひわいな歌詞」だったとの見解がある。勝手に推測するのに、上記の「募集担当者」は、ひょっとして、この話が欲しかったのであろうか?
まぁ~、そんなわけはないだろう・・・!(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
それにしても、この歌詞フレーズの「ありがたやありがたや」は、誰のどういうことに対して感謝しているのか、歌詞の内容から意味不明である。その上、何故、感謝しなければならないのかも意味不明である。
と言うことは、例えば、ソーラン節の「ヤーレンソーランソーランソーラン」(但し、意味がある「ヘブライ語」との説もある。)のような、単なる一種の「囃子言葉」の類なのであろうか?
民謡編<293> はやし言葉|【西日本新聞ニュース】 (nishinippon.co.jp)
いずれにしろ、何事につけ、「感謝感謝」「感謝感激雨あられ」を連発しまくる商売人や芸能人等の言葉のように、人々の心にはあまり深く響かないようにも思われる。
それでは、「戯言」なのであろうか?
この点、「ありがたや(有り難屋)」とは、「❶神仏をむやみに信仰する人、or❷権威者の言うことを無批判に尊ぶ人/weblio辞書・goo辞書」とされている。
そうすると、戯言でもなさそうである。
思うに、「生きていること」、又は「神仏(or権威者)に生かされていること」に感謝して、「ありがたやありがたや」と呪文のように唱えている言葉だと解釈したい。ただ、言葉の発する語調が軽い(C調)だけのことであろう。(-_-;)
今週のお題「感謝したいこと(ありがたやありがたや)」は、つまるところ、誰某に対してと言う特定人でなく、何んとか無難に生き長らえさせてくれた周辺の人々を総称した、言わば「神仏」のような抽象的存在に対してであるような気もする。
そうすると、思わず、上記歌謡曲の「有難や節」を歌いたくなろう!(^^♪
ところで、この最近、日常的な些事に心が穏やかでないことがある。と言うのも、本棚の書物や電気製品の断捨離に心がけているからである。
一昨日は、書物を「ブックオフ」へ売りに行ったが、買取拒否の本が多く、しかも買い取られてもすずめの涙ほどの金額であった。それらの本は収集するのに苦労しただけに、である。
なお、すずめは涙を流すことはないとのこと。
「すずめの涙」って、どれくらいの量なの? - Yahoo! JAPAN
まぁ~、廃棄処分と他人利用が目的なので、「すずめの涙」でも「結構毛だらけ猫灰だらけ」(映画「男はつらいよ」の「渥美清」扮するフーテンの寅の名啖呵)である。
https://www.youtube.com/watch?v=VnvBfu-Ae9I
昨日は、先だっての21日に家電量販店に注文していた、買い替えテレビの備え付けがあった。三菱製でなく、シャープ製の液晶テレビ「AQUOS4T-C43CN1」(43インチ、4K・ユーチューブ対応。倍速)」である。
12年近くになる旧シャープ製の液晶テレビは、チャンネルの切り替え速度が非常に速かったのに対し、この新製品は何秒も待たされるのにはびっくり百栗であった。
反応が遅いのである。しかも、テレビ電源はコードを抜かないと切れないようになっているよう(ブルーレイレコ-ダーと同様)。
旧シャープ製の液晶テレビ(亀山モデル)は「B‐CASカード」挿入の接続部分が異常な?だけで、ブルーレイレコ-ダーで見るのに支障はなかった。しかし、10年以上にもなるので、廃棄処分のため業者に引き取ってもらった。おかげで、ビデオテープ等アナログ機器による再生ができなくなった。捨てるに勿体ない気持になる。
「買い物ウォッチャー」として、いつも思うに、家電量販店の店員の接客対応について、多くは親切な店員が多い中にあって、買っても買わなくてもどうでもよいような接客対応をする店員もいる。今回の接客対応の男性(40代か?)がそうであった。
と言うのも、今回のテレビ選択買い替え購入について、最低限の説明しかされなかったため、テレビの取捨選択に非常に苦慮したからである。しかも、事前にネット情報を見ていても、判らないところがたくさんあり、操作方法等が旧型とは著しく異なっているのである。
まぁ~、これも、旧型液晶テレビの断捨離が主目的なので仕方ない。
昔は、「他人から物を施してもらう」ことが「ありがたやありがたや」であったはずなのに、昨今は、「他人に物を捨ててもらうこと」が「ありがたやありがたや」になっているのだろうか?
飛躍した例えになるが、「進むも地獄退くも地獄」のように、もらうことも、又捨てることも考えなければならないことも多い。😢
そんなこんだと、「ありがたやありがたや」の意味を考えているうち、気が滅入りそうになるので、昨朝の西空に見えた「お月さん」の美しい様子を思い出し、心を癒すことにしたい。
それは、次の写真(2枚)のとおりである。
さらには、いつものように、レトロな名曲(ラテンポップス)を聴き、心を癒そう。
それは、スペインの国民的歌手「Luz Casal(ルス・カサル)」が歌唱している、次の「Piensa en mi(邦題名/私を思って)」である。(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=BCcJCBX1WMk
https://www.youtube.com/watch?v=QZwtTRd7Z7Q
https://seiunsha-co.com/piensa-en-mi-%E5%92%8C%E8%A8%B3%E3%80%80luz-casal/
スペインの歌手ルス・カサルがメキシコやキューバのボレロなどラテン・クラシックに挑戦、デオダートも参加した新作を語る | Mikiki
(追記)
12月7日
今日は、晴れのち曇り。
中古の液晶テレビ2台の査定が200円であったことに腹を立て、「ブックオフ」のごみ捨て場で、ごみ袋等に放火して逮捕された男の話。