諦観ブログ日記

ー Que Será, Será(ケセラセラ)ー

モズ(百舌鳥)を追い求めて(12)~「モズの縄張り争いに異変?」

お題「わたしの癒やし」

 

 今日は、晴れ時々曇り。

 この最近、曇ったり、晴れたりとスッキリしない日が続いている、

 

 昨日は、自宅近くの田んぼ周辺における「モズ吉」くんの行動形態を観察できた。

 まず最初に、「モズ吉」くんを目撃するのは、自宅玄関北側にある田んぼの西側電柱や電線である。

 「モズ吉」くんはそこらに止まり、田んぼにいる餌を探すのに、下方の田んぼを覗いているようである。しかし、「モズ吉」くんがどこから飛んで来るのかは判らない。しかも、最近は鳴き声さえしていない。

 

 その後は、決まって、田んぼにいるカエルや昆虫等を捕捉して、田んぼ際の道路縁石で食していることが多い。食事後は、近くの別の電線に一旦止まり、さらに東側の電線等に止まった後、どこかに飛び去って行く。

 このことから、少なくとも、自宅玄関北側にある田んぼ周辺を縄張りにしていることが分かろうか。ただ、田んぼ周辺の西側や南側はアパート等に隠れて「モズ吉」くんの姿が見えない。よって、縄張りの明確な範囲は判らない。

 

 ところが、昨日昼過ぎ頃、西側にある別の田んぼ傍の電線に「モズ」のメスが止まっていた。それも、「モズ吉」くんの足取りを追って、その別の田んぼの見える位置まで移動していた時、偶然に発見したのである。当初、そのモズは「モズ吉」くんだと思っていた。しかし、撮影したカメラ映像をパソコンで表示したところ、「モズ吉」くんでなく、「モズ」のメスであることが判明したのである。

 

 その様子は、次の写真(Twitter投稿を含め、3枚)のとおりである。

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 (目元付近には黒い過眼線がなく、腹部も褐色の横線まだら模様が見られるので、明らかに「モズ」のメスである。)

  ひょっとしたら、この「モズ」のメスは、この秋の当初に目撃し、次の記事に書いた「モズ」のメスだったのかも知れない。この記事後は、「モズ」のメスを1回見ただけである。

モズ(百舌鳥)を追い求めて(1)~「モズの高鳴き」~ - 「余所(ヨソ)事でない」ブログ日記

 

 別の西側田んぼは、自宅玄関北側にある田んぼとの距離が6メートル幅のアスファルト舗装道路を挟んだ、すぐ近くにある。当然、その田んぼも「モズ吉」くんの縄張りの範囲だと思っていた。

 しかるに、その場所に「モズ」のメスがいたとは、驚き桃の木山椒の木であった。

 

 それにしても、このことは、どういうことを意味しているのであろう?

 「モズの高鳴き」による縄張り争いもなくなったはずなのに、である。今回も、オス・メスの2羽が西側田んぼ傍にある同じ電線に止まっていた。そのうち、「モズ吉」くんらしい鳥はすぐに田んぼに舞い降りた。しかも、その際、「モズの高鳴き」は聞かれなかった。「モズ同士」が交錯したことになる。

 ここで、「らしい鳥」と言うのは、カメラ撮影する際に、順光でなく逆光線になっていたため、鳥の姿が黒っぽく映り、その鳥の姿が判らなかったからである。

 なお、これまでの「モズ吉」くんの足取りは、次のTwitter投稿記事のとおりである。

 そして、「モズ吉」くんは、西側田んぼの電線に止まる前に、その田んぼ傍にある南側アパートのテレビアンテナの上に止まっていたのである 

 その様子は、次の写真(2枚)のとおりである。

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(多分、白い斑点が「モズ吉」くんを指す目印となろうか。)

 

  「モズの高鳴き」による「縄張り争い」は、オス、メス関係なく行われるのが定説のようである。

grk1.hatenablog.com

 この「モズ吉」くんと「モズ」のメスとの交錯状況は、次の記事にも書いていた。

grk1.hatenablog.com

 この時点では、「モズ同士」が縄張り争いをしているように見えなかった。そして、今回の「モズ同士」の交錯事態である。

 

 そうすると、今回の「モズ吉」くんと、「モズ」のメスとの交錯事態について、いかに考えたらよいのだろう?

 ただ、「モズ同士」が仲睦ましくしているように見えなかったのも、確かである。

 定説である「モズは、オス・メス関係なく縄張り争いする」ことは否定すべくもなく、推測するには、そこが、縄張りの境界線上だったのかも知れない。あるいは、「モズ」のオス同士と、「モズ」のオス・メスとは、縄張り争いに多少の強弱があるのかも知れない。

 さらに又、熾烈な縄張り争いは季節にズレがあるのかも知れない。特に、冬になると餌不足の関係から生死を分けた喧嘩が始まるという具合に、である。まさか、人間みたいに、気分次第ということとは違うだろう。

 時たま、心がささくれ立つ人間がいるように、「モズ」にもささくれ立つ時があるのだろうか?

 

 そんなモズ同士の縄張り争い話と違って、今夜は、美しい満月「フロストムーン(ビーバームーン)」が見られた。幸いにも、月は雲隠れしていなかったのである。(^^)/

 この満月は、「半影月食(地球の影に月が半分隠される現象)られるとのことであったが、肉眼で確認できなかった。  

今夜は満月 ビーバームーン さらに「半影月食」の観測も可能に(日直予報士 2020年11月30日) - 日本気象協会 tenki.jp

 

 その様子は、次の写真(Twitter投稿を含め、3枚)のとおりである。

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(本日午後5時頃撮影)

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(本日午後6時頃撮影)