今日早朝に雨が降ったものの、その後は曇り。一昨日来の猛暑日がなくなったとはいえ、蒸し暑い一日。
昨日の夕刻(午後6時頃)、頭部がボサボサの、首回りが異常に細い鳥1羽が電線に止まっていた。(>_<)
その様子の写真(5枚)は、次のとおりである。


ビギナーながらも、田んぼの「バード・ウォッチャー」としては、初めて見る鳥の姿である。この写真を見るにつけ、異様な印象を受ける。そこで、ネットググりをして、この鳥がどういう鳥かを探してみた。しかし、この鳥と同じような姿の写真を掲載している記事は見つからない。
一体全体、この鳥はどういう名前の鳥なのであろう?
思うに、「バード・ウォッチャー」初心者ながらも、これまでの経験上からすると、「ハクセキレイ」又は「セグロセキレイ」のようか。しかし、これまで見て来た「セキレイ」にしては、少し大きいように感じた。
そのため、ボサボサ頭の姿を見るにつけ「ヒヨドリ」のように思われた。しかし、「ヒヨドリ」にしては、尾っぽが幅のない細長さであったことや、背中の色が黒っぽく、腹部も白っぽいところが見られることから、「ヒヨドリ」でないようにも思われた。
では、どうなんだと言うことになるが、非力のため、残念ながら明確な答えは出せない。しかし、そうであっても、一応のことは検討してみたい。
まず、上掲写真の鳥が「セキレイ」であれば、「セキレイ」の種類には、「セグロセキレイ(以下、セグロと略称。)」と「ハクセキレイ(以下、ハクセキと略称。)」がいる。
なお、「キセキレイ」という種類もいるが、当地での目撃例はないので除外をする。
「セグロ」と「ハクセキ」の違いによる一般的な見分け方として、次のことが言われている。
❶ 鳥の全体的印象として、黒いのが「セグロ」、白いのが「ハクセキ」
❷ 目の周りや頬が黒いのが「セグロ」、目の周りや頬が白いのが「ハクセキ」
❸ 目に黒い横線一本入っているのが「セグロ」、白い横線一本が「ハクセキ」
上掲写真の鳥について、上記の見分け方を当て嵌めようとしてみるに、鳥の体色模様がハッキリとしないので当て嵌めようもない。どうも、鳥の羽毛が生え変わっている途中のようなのか?、判らないのである。
所謂、夏場の「換羽」でないかと推測する。と言うのも、写真の向かって鳥左側肩部分黒い羽根が取れかかっているように見えるからである。そして、もしかしたら、ボサボサ頭も羽毛の生え変わり途中なのかも知れない?
「換羽」のことを考えると、おそらく、首回りが異常に細く、鳥の姿が異様に見えたのは、その部分の羽毛が抜け落ちたのでないか?との推測をする。
また、真夏時に、首回りの羽毛が抜け落ちることは、鳥にとっても猛暑対策にもなろうか?
ただ、判らないのは、鳥の腹部が灰色のようになっていることである。「セキレイ」の腹部は白色であるのに、である。光線の具合のためだろうか?
以上、「セグロ」か「ハクセキ」かは特定できずにいるものの、「セキレイ」の可能性は、極めて高いと思われる。(-_-)
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次に、「ヒヨドリ」について考えてみる。これまでの経験から、今回のように、「ヒヨドリ」が電線に長く止まったことがない程に、用心深い鳥であることや、背中は黒っぽくなく、腹部に白っぽいところがない鳥であることから、写真の鳥は、「ヒヨドリ」の可能性が低いと思われる。(-_-;)
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さらに、その他の似たような鳥についても考えてみる。まず、「ムクドリ」がいる。しかし、その尾っぽが短いことから明らかに違う。勿論、「ツバメ」もいよう。しかし、その嘴は短いので、これも明らかに違う。そして、それ以外の鳥は、思い浮かばない。
最後に、いつものように、心を癒すための音楽として、メキシカン・ポップス2曲を紹介する。いずれも、メキシコの歌手グループ「Los Versatires 」が歌唱していた、哀愁を帯びたメロディックな名曲である。
勿論、このような曲があるなんて、知らなかった曲である。ある意味、 埋もれた名曲とも言えようか。
なお、これらの曲や歌手グループについて、ネット情報等の記事が見当たらないのは、誠に残念である。
それは、次のユーチューブのとおりである。
❶「 Por Que Te Fuiste 」(直訳は、「なぜ、あなたは行ってしまったのか」か?)
https://www.youtube.com/watch?v=X8jSPBwfx8g
https://www.youtube.com/watch?v=i4HM6siOroI
https://www.youtube.com/watch?v=3m0JjX8-JNw
❷「Llorare Llorare 」(英訳は、「I will cry、I will cry」か。)