諦観ブログ日記

ー Que Será, Será(ケセラセラ)ー

花鳥風月&埋もれた名曲を探す旅(8)~「ESPERA」(La nave del olvido)~

お題「わたしの癒やし」

 今日は雨。

  昨日来から大雨が続き、今日も、洪水警戒のための避難準備指示が出ている。田んぼ用水路の水嵩も道路近くまで上がっている。自宅周辺の洪水被害もあり得ようか?

 その避難準備指示は自治体全体の区域が対象になっているので、もし、避難勧告・指示が発せられた場合、コロナ感染対策を含め、全住民に避難できる場所を確保できるのであろうか?

 ある程度、区域を限定してもらわなければ、住民全体に、漠然とした不安ばかりを誘発し兼ねない。

 

 

 

はじめに

 

 今回は、まず、これまでブログ記事に掲載できなかった、過去に撮影し埋もれてしまいそうな「花鳥風月」の写真(日付は順不同)を取上げる。

 次に、「埋もれた名曲を探す旅」の意義を考えると共に、これまで不知であった「ラテンポップス」の大傑作「ESPERA」(La nave del olvido)の曲を紹介しつつ、雑感を述べることにする。

 

埋もれてしまいそうな「花鳥風月」の写真

 

 本年、これまで撮影した写真の中で、記事内容の絡みや写真掲載容量の限界から、ブログ記事に掲載できなかった、想い出の写真を、この機会に掲載することにしたい。

 「埋もれた名曲」ならぬ「埋もれてしまいそうな写真」の極一部である。

 

❶ 鉄砲ユリ「みやび」(6月22日撮影分)

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(2球 植えた球根のうち、一輪の花だけが咲いた。草丈は25㎝、茎の太さは5mmと、何故か生育が悪かった。現在、花は跡形もなくなっている。次の記事によると、草丈は最低60mmあるとのこと。)

鉄砲百合:みやび2球入り:球根 『園芸ネット』本店 通販 engei.net

 

❷ 芍薬の花(5月23日撮影分)

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(昨年はたくさんの花を付けていた芍薬も、今年は、白い花1輪しか咲かなかった。赤い花の芍薬は咲いていない。どうしてだろう?)

やっと咲き出した芍薬の花! - 「余所(ヨソ)事でない」ブログ日記

 

❸ ヒバリの休息顔(6月26日撮影分)

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(6月下旬から「揚げ雲雀」は 見られなくなり、田んぼに静けさが訪れた。「ヒバリ」の鳴き声は聞かれなくなったが、「ヒバリ」は時々、田んぼの畔周辺に来て、餌探しをしている。それにしても、この「ヒバリ」は、「考える人(ロダン)」になったつもりでいるのだろうか?(*‘ω‘ *)・・・そんなこつ、ある訳もない!

 

❹ 夕陽(6月6日&7月1日撮影分)

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(やはり、夕陽は美しい。今は秋でないが、夕やけ小やけの「赤とんぼ」(^^♪の歌を唄いたい気分になりそう!(*‘ω‘ *)https://www.youtube.com/watch?v=lLoSvWK9aJ8

 

❺ 満月「ストロベリームーン」(6月5日撮影分)

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(一昨日・5日の満月「バックムーン」が見られなかったので、先月に見た満月「ストロベリームーン」を見ることにした。面白いことに、先月と今月とで、「満月」の見られる日にちが同じになっている。)

 

埋もれた名曲を探す旅について

 

 「埋もれた名曲」の意味にはいろいろな捉え方ができると思う。一般的には、レトロな曲で一時大変流行ったが、その後埋もれてしまった有名な曲を指すのであろう。しかし、レトロな曲のうちで流行らなかった曲でも、当該聴き手が、その曲を良い曲だと思えば「埋もれた名曲」という考えもあり得ようか?

 

 さらに、大変有名なレトロな曲であっても、当時も今も、当該聴き手が知らなかった場合に、当人にとって「埋もれた名曲」とすることもあり得よう。

 要は、当該レトロな曲が当時有名であったか否かを問わず、聴き手がそんな良い曲があることを知らなかったという意味で「埋もれた名曲」と考えたいのである。そして、そんな名曲をネットでグリグリと探すことを、「埋もれた名曲を探す旅」と命名するのである。

 

 そんな事情の下、今回、世界的に知名度抜群であり、「ポップスの王」とも呼称すべき「フリオ・イグレシアス」が唄っていた「ESPERA」(La nave del olvido)という曲を、ユーチューブで見つけた。

 どうしても、まず、多くの人が知っているであろう、有名な世界的歌手が唄う曲を手掛かりにして、「埋もれた名曲の旅」を始めるのが通常であろうか?彼が唄うすべての曲を知っている訳はないので、一応、ユーチューブで視聴できる曲に当たってみることとなる。

 

 そんな次第で、ネットググりで、「ESPERA」という大変魅力的な良い曲を見つけた。ところが、なぜか、括弧書きに「La nave del olvido」というタイトル名があった。別名のタイトルと言うのは察し出来たが、まさか、こちらのタイトル名が原題だとは思いもしなかった。

 つまり、イグレシアスが「ESPERA」(日本語の直訳は待つの意味か)というタイトル名でカヴァーして唄ったということになる。

 それと言うのも、後述する有名な歌手のすべてが、「La nave del olvido」(日本語の直訳は忘却の舟)と言うタイトル名でカヴァーして唄っていたからである。

 

 そこで、この曲を唄った本家本元の歌手は誰であったのか、また、この曲に邦題名が付けらていたのか、も気になった。

 これらを気にしながら、さらに、ネットググりで調べてみると、情報量も少なかったとはいえ、次のことが判った。

 「La nave del olvido」を作詞・作曲したのは、アルゼンチンのシンガー・ソングライターディノ・ラモス」で、1970年代にメキシコの国民的歌手「ホセ・ホセ」が唄って大ヒットした、ラテンポップスの大傑作のようであった。

 邦題名は「忘却の小舟」とのことである。

 まぁ~、超有名なラテンポップスで、超有名な歌手が唄っていたなんて、知らないことはまだまだいっぱいありそう。そうすると、「埋もれた名曲を探す旅」はいつまでも続くことになろうか?

 

 それでは、以下でこの曲を唄っていた、有名歌手5名のユーチューブを聴いてみることにする。これら有名歌手らが同じ曲を唄うのを聴き比べするのも、妙味があろうか。それから、参考となるブログ記事も添付する。

  

❶ ポップスの王「フリオ・イグレシアスJulio  Igresias)」が唄う「ESPERA」(La nave del olvido

https://www.youtube.com/watch?v=b8ML9P_Qy1E

https://www.youtube.com/watch?v=1eCI-iIq96o

  この歌声を聴くと、歌の上手さは最高であり、この曲の良いところを最大限に引き出している。まさに「ポップスの王」に相応しい歌手である。

 

❷ イスラエル出身で、スペインのシンガー・ソングライターヤスミン・レヴィYasmin  Levy)」が歌唱している「La nave del olvido

https://www.youtube.com/watch?v=2t65x7qd8TI

https://www.youtube.com/watch?v=TfQxxRxh0fY

 彼女の歌い方を聴いていると、極めて味わい深い歌い方をして、大変好感が持てる。

ヤスミン・レヴィ

 

❸ スペインの歌姫「タマラTAMARA)」が歌唱している「La nave del olvido

https://www.youtube.com/watch?v=719o-FqDNpQ

https://www.youtube.com/watch?v=lSfsAjfMdqs

 ダンス風に編曲したのを、「タマラ」がカヴァーして唄っている。歌い方には、人それぞれの好みがありそう。ダンス風に編曲して唄っているのに多少違和感もありそう?

 

❹ メキシコの国民的歌手「ホセ・ホセJose  Jose)」が歌唱している「La nave del olvido

https://www.youtube.com/watch?v=xf6cyDfi8t8

https://www.youtube.com/watch?v=tDM0Oi9YdKM

 次の記事から、「La nave del olvido」が元祖タイトル名で、イグレシアスの唄うタイトル名の「ESPERA」は、別名ということが明らかである。録音が多少古いよう?

メキシコ人歌手「歌の王子」ホセ・ホセ死去 71歳: cubanews@blog キューバ・ニュース@ブログ

ホセ・ホセの大ヒット曲、「忘却の小船」 - MARVIE’S

ホセ・ホセさん死去 メキシコ国民的歌手:山陽新聞デジタル|さんデジ

 

❺ メキシコシティ出身の歌手「クリスチャン・カストロCristian  Castro)」が唄っている「La nave del olvido

https://www.youtube.com/watch?v=Q3_PRhm5iZc

  この歌手は、「ホセ・ホセ(Jose  Jose)」の二番煎じに甘んじているのだろうか?

 

 この曲は、多くの有名歌手によりカヴァーされた超有名な曲であったことが判る。そのことは、邦題名が付いていることも一つの証左となっている。

ホセ・ホセ José José 和訳 恋が終わる 忘却の小舟 | 翡翠のマグカップ

 それなのに、「おいどん」は、「ホセ・ホセ」という有名歌手も知らないし、「忘却の小舟」がラテンポップスの大傑作とも知らなかった。以上の有名歌手の中で知っていたのは「フリオ・イグレシアス」だけであった。

 このことから、音楽好きにしても、知らないことがまだまだたくさんあるということになろうか。

 

 以上、有名歌手らの歌唱を聴き比べ、つくづく思うに、これら歌手の中では、本家本元の「ホセ・ホセ」よりかは、「フリオ・イグレシアス」や「ヤスミン・レヴィ」の歌い方等に、より共感を覚える。と言うのも、抑揚をつけた歌い方をすること等に心が引き寄せられるからである。勿論、録音の良し悪しもあろうか。

 

おわりに

 

 今回は、埋もれそうな、又は埋もれた事柄に関し、いろいろ考えて記事にした(一部に駄洒落紛いもあったか?)。撮影した写真はパソコンに画像を保存して置かないと、そのまま使われなくなってしまい、埋もれてしまう可能性が高い。

 また、「埋もれた名曲」については、聴き手が初めて聴くレトロな曲も、広く解釈して「埋もれた名曲」として捉えることも可能であろうか?そんなことは、いっぱいありそうな気がする。

 昨今、特に喫茶店、商店街、スーパーや百貨店等で、名曲を耳にする機会がほとんどないことからも、今後、なおさら「埋もれた名曲」が多く存在するようになろうか。