今日は晴れ。
政府は、新型コロナ感染防止の一つとして「閉じこもり」を奨励するも、時には庭に出て、気分転換を図ることは必要であろうか。要は、人込みを避けることが肝要なのであろう。
そんな訳で、いつものように玄関先前方にある田んぼを見ていると、見慣れない大きな1羽の白い鳥がいた。それも、遠方にいたので、その大きさがどれほどかは、判らない。デジカメ望遠ズームレンズを覗いてみると、その鳥は「シラサギ」であった。
その鳥とは、次の写真(3枚)のとおりである。
(まるで、ダンスをしているみたいである。ちょうど、「ラストダンスは私に」を唄い踊っているようか?(^^♪)
https://www.youtube.com/watch?v=HwK88Djg_x4
https://www.youtube.com/watch?v=LpJkJLJg-Sc
https://www.youtube.com/watch?v=dUPXHceWu2M
https://www.youtube.com/watch?v=vx2XKsneD-o
https://www.youtube.com/watch?v=TzhLstY2i1k
(*‘ω‘ *)
この鳥を見ると、純白の衣を纏った麗しい鳥であることが判る。ところが、「シラサギ」と総称される種類には、❶「ダイサギ」、❷「チュウサギ」、❸「コサギ」、❹「アマサギ」がいる。
では、この写真の鳥は、どの種類に当たるのだろうか?
この点、以前に次の記事を書き、「シラサギ」の種類の特定について、検討してみたことがある。
田んぼの鳥「サギ」って! - 「余所(ヨソ)事でない」ブログ日記
上記❶~❹のシラサギの全長は、50㎝~90㎝であるが、遠目からなので、確定的なことは言えないようか。
確実に言えることは、❹は羽毛が黄色みがかっているので、除外されよう。又、遠目で見て、全長50㎝ぐらいということはないだろう。❸にしても、全長が61㎝であるから、この写真の鳥はそれより大きいように思われる。
そうすると、❶か❷に絞られようか。❷の全長が68㎝であるが、やはり、上掲写真の鳥の方が大きいように思われる。しかし、決め手にはならないようか。
そこで、ネットググりで調べてみた。すると、次の記事を見つけた。
http://www3.famille.ne.jp/~ochi/bird/daisagi-1.html
http://nutahigashi.world.coocan.jp/photo_nutagawa/daisagi_1.htm
これらの記事によると、「ダイサギ」の特徴の一つに「嘴は黒く、目の先は青緑色」があるという。確かに、上掲写真の鳥を見ると、目の先は青緑色であることが判る。
「ダイサギ」に間違いない。シラサギの中で最大の全長90㎝の鳥である。遠目で見てもそのぐらいはある。目の先の青緑色は「婚姻色」と言われ、4~9月の繁殖時の色のようである。
しばらく、「ダイサギ」の行動を見ていると、なにやら、もう一羽のグレーの鳥が近くにいた。最初、「ダイサギ」はその鳥を無視していたが、その鳥が警戒して傍にいるあまり、やがて、双方がにらみ合いになっていた。
その鳥とは、何と、気性の荒いことで有名な「ケリ」(全長34㎝)であった。「ケリ」は、「ダイサギ」の行動を注視していたのである。おそらく、その場所は「ケリ」の縄張りであったのだろう。そこへ、「ダイサギ」が侵入して来たと思われる。
「ダイサギ」にしても、「ケリ」にしても、カエル等を餌とする動物性食なので、食物の関係で競合する。ミミズ等を餌とする「ツグミ」も、しばしば、「ケリ」に追い払われている状況を目撃している。
ここで、「ダイサギ」と「ケリ」とがにらみ合う様子を、次の写真(4枚)で見てみる。
(ケリがダイサギを警戒している様子が、これらの写真から、十分伺えようか。)
ところで、「ケリ」に関する記事については、これまでも、次のとおり、再々書いて来ているところである。
「稲刈り後の田んぼ」の野鳥たち(バード・ウォッチング)! - 「余所(ヨソ)事でない」ブログ日記
「いい肉」に絡めた「語呂合わせ&駄洒落」、あれこれと!(-_-;) - 「余所(ヨソ)事でない」ブログ日記
最後に、参考として、4月10日に近くの田んぼで目撃した「ケリ」と、4月9日に遠くの田んぼで目撃した「アオサギ」(全長93㎝。サギの中で最大の鳥)の各写真(合計2枚)を掲載し、記事を終える。
(「アオサギ」の後方に、「ケリ」らしき鳥?が写っているように見えるが、それとも「ヒバリ」かな?)