今日は昨日に続き、雨。
今回、田んぼの畔付近でしばしば見られる「ツグミ」と「ヒバリ」の関係について、少し触れる。「ツグミ」は、最近愛嬌を振りまくような姿が見られ、言わば「アイドル的存在」になっている。「ヒバリ」は、最近「揚げ雲雀」が多くみられ、これも「アイドル的」存在になっている。しかし、近くには寄って来ない。
「ツグミ」がやがて当地を去る。その代わりとして「ヒバリ」がクローズアップされようか。
昨年の秋以降、シベリアからやって来た「ツグミ」(冬鳥)は、3月も終わりに近づくのに、田んぼの畔から去る様子が見られない。今日も雨が降る中、アイドル的存在である、1羽の「ツグミ」があたかも愛嬌を振りまくかのように、「おいどん」を見ていた。
人に慣れて来たのであろうか、以前は遠くの方にいたのが、最近は比較的近くまで寄って来ている。しかし、「スズメ」や「ハクセキレイ」のように、すぐ近くまでは寄ってこない。しかも、最近、田んぼの畔に複数羽の「ツグミ」の出現が目立つようになって、帰り支度でもしようとしているのかと思ったが、そうでもないらしい。
(3月23日撮影した、道路沿い田んぼ際にいた「ツグミ」2羽の写真。1羽が飛翔の最中である。このシチュエーションに関し、以前、イギリスにおいて、キツツキ(アオゲラ)が小イタチ(イイズナ)を乗せて、空を飛んでいるおとぎ話のような出来事があったね!(>_<))
イタチが鳥に乗って空を飛んでいるだと?そんなおとぎ話の世界が本当にあった(イギリス) : カラパイア
https://www.youtube.com/watch?v=2ifzR0rAIa0
3月中旬以降にシベリアへ帰る具体的時期については、遅くとも6月には帰るようなネット記事が見受けられた。どうも、4~5月が多いということのようか?
まぁ~、つまるところ、「ツグミ」は暑くなる前に帰るということになろうか。
それにしても、「ツグミ」が田んぼの畔を占拠することで、「ヒバリ」(留鳥)の居住環境への影響はあるのだろか?この点、「ヒバリ」は「ツグミ」のように、四六時中、その場所にいないことから影響がなさそうである。
一見、「ヒバリ」の産卵シーズン(3~7月)と重なるので、影響が出て来そうにも思えるが、田んぼの畔付近で、「ヒバリ」が産卵し営巣することは無理であろう。なぜならば、田んぼの水や農家の人の踏み入れで危険そのものであるから。
この点について、ネット記事には、地表(主に、草の根本)に産卵場所があるとするのみで、田んぼの畔付近が産卵場所になっているとの記述が見当たらない。しかし、休耕田では、営巣する可能性が十分あろう。
(3月25日に撮影した「ヒバリのつがい」と、枯草一本を咥えたヒバリの各写真。これは、営巣への準備なのか?)
そうすると、「ツグミ」と「ヒバリ」の関係は、相互に排除し合う関係でもなさそうである。これまでに観察していたところ、両者がいがみ合ったり、喧嘩したりする様子を見たことはない。両者は一定の距離を保ちながら餌を啄んでいる。
「ツグミ」が一所に止まるようなのは、餌が豊富等の、余程居心地が良い場合であろうか。「ヒバリ」は、産卵期には営巣の関係で一所に止まることがあっても、年がら年中ではないように思われる。
まぁ~、縄張り主張を意味する「揚げ雲雀」が見られることから、周辺一帯であることは間違いないようか。
ここで、アイドル的存在の可愛い「ツグミ」と「ヒバリ」の、各写真を掲載する。
(いずれも、3月24日に撮影した「ツグミ」と「ヒバリ」の様子。)
昨日、今日と、鬱陶しい雨が降り続いている。そんな中でも、「ツグミ」や「ヒバリ」は、雨に濡れながらも田んぼ周辺にいる。その写真(2枚)は次のとおりである。
(本日撮影した、田んぼにいる「ツグミ」と「ヒバリ」の様子。)
では、最後に、いつものように、名曲を紹介したい。雨が降り続いていることもあり、「雨」に関わる曲である。
「ツグミ」は、遅くとも6月まで、当地の田んぼにいる?ようなので、「6月の雨」で何か良い曲がないかと、ネットググりをしているうち、フォークソングの名曲を見つけた。
それは、1980年リリースの「究極」という名のデュオ・グループ(沖縄出身)が唄っていた、次の「六月の雨」である。(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=e-ap_sJBkc4
高校生であるにもかかわらず、フレッシュサウンズコンテストにおいて、3000グループの応募中、グランプリを獲得したとのことである。沖縄では現在でもカラオケで人気のようである。
究極『六月の雨』は永遠に色褪せない沖縄発フォークソングの名曲 | アコギ入門・シニアの挑戦
確かに、この曲を聴いていると、グランプリを受賞するだけの価値がある、非常に優れた歌である。ちょうど、「さだまさし」さんが唄って大ヒットした「精霊流し」と似た曲想の歌であろうか。
「おいどん」はこの曲を知らなかった。聴くのは初めてである。
それは、フォークソングの時代が下火になったことによるためであったのだろうか?
「精霊流し」に匹敵するはずの歌なのに、知る人ぞ知るというふうに思えて仕方がない。それとも、その後、これに匹敵するヒット曲を連発しなかったため、大袈裟に言えば、パンデミック(感染症が世界中で流行するという本来の意味でなく、それとは無関係に、世界流行を指すという意味もある。)にはならなかったというのであろうか?
(-_-;)
続けて、さらに何か良い曲がないかと、ネットググりをしていると、次のユーチューブ曲を見つけた。(^^♪ 曲名が「雨のワルツ」である。誰のかは不明であるが、良い曲であろう。それは次の曲である。
https://www.youtube.com/watch?v=g0vz4wwzt2U
この曲を聴くと、しみじみと味わい深く感じられる。ただ残念なのは、転調部分において、もう一段の展開があればもっと良かったと思われる。というのも、今は昔と違って、単調な曲は、歌として流行らない時代になったようであるから。
昔は、このような単調な曲が多くあり、それであっても、歌として流行った時代であったが。