今週のお題「うるう年」
昨日は晴れ時々曇り。今日は午前中が雨も、午後から曇り。
はじめに
今回は「うるう年」の意味を少し考えた後、現在パンデミック状態に近づきつつある「新型コロナウイルス感染状況等」を記した。その後、この感染状況が、ひょっとすると「東京オリンピック開催中止」に至らせる可能性があることに言及した。
しかも、今なお、この感染は地方や都会に関係なく拡大しつつある。そんな状況の中にあって、いやそういう暗い状況だからこそ、日本古来の風物詩とも言うべき「花鳥風月」を楽しみ、明るくなることが必要かと思われる。
ところが、問題は「風」である。それを描写するのに適する写真が見つかりそうにない。仕方ないので、別観点から「風」(かぜ)を考えた。そのため、風変わりな「花鳥風月」観となったのも否めない。いやそれどころか、ピントがズレてしまって、ハチャメチャな感じ?であろうか。まさに、お粗末なギャグにすらならないようである。(-_-;)
「うるう年」について
今週のお題は「うるう年」。通常は4年に1回の割合で訪れる年である。それが分かる一つの目安として、夏のオリンピックが開催される年と言えば分かりやすいか。
そもそも、「うるう年」って、通常なら1年が365日なのに、1日多い366日になる。具体的には、2月が28日なのに、29日ある。それは、1年に、地球が太陽の周りを一周するのが、365.24日で、4年間で約1日となるからということである。ただし、2100年はうるう年でないというから、話がややこしくなる。(まぁ~、その時には多分生きていないだろうけどね!)
では、なぜ、2月に1日増やしたのかについては、昔のローマ歴が1年の始めが3月からだったということによるそうである。
以上の点については、次の記事の解説が分かりやすい。
スッキリ!! うるう年って何?どうして2月なのか? | アイ、シテル?
2月が短いわけは?閏年の理由は?2月29日が誕生日の人はどうなる? | ちょっとした工夫で心豊かな生活を
新型コロナウイルス感染状況
それにしても、今年の「うるう年」は、新型コロナウイルス感染騒動が世界を駆け巡っている。世界における現在の感染者数は、次の記事のとおりである。
新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(4日午前2時時点)(AFP=時事) - Yahoo!ニュース
❶韓国(感染者数5186人、死者28人)、❷イタリア(2502人、死者79人)、❸イラン(2336人、死者77人)、❹日本(268人、死者12人)となっている(但し、中国を除く)。
世界77か国での感染者数は9万2772人で、その内、死者は3155人である。
新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(4日午前2時時点)(AFP=時事) - Yahoo!ニュース
感染発祥国である中国の感染者数は8万人を超え、死者も2943人と最多である。
新型ウイルス、中国の新規感染者125人 過去6週間で最少(AFP=時事) - Yahoo!ニュース
新型コロナウイルス感染拡大の影響
この影響は、今後の世界経済だけでなく、日本経済に深刻な影響が懸念されている。
現在のところは、小学校・中学校・高等学校の臨時休校や、トイレットペーパー・マスク等の不足騒動が取り沙汰されている。おまけに、「花崗岩」がコロナウイルスに効くとのネット騒動、そして、「玄武岩」が効用があるとのネット話も出ている。(>_<)
小中高など、きょうから臨時休校へ 延期や見送る学校も [新型肺炎・コロナウイルス]:朝日新聞デジタル
《新型コロナ》デマに惑わされない「買う必要がないモノ・買っておくべきモノ」(週刊女性PRIME) - Yahoo!ニュース
花こう岩が高額販売 ネットで「コロナウイルスに効く」 “新型コロナ騒動”(フジテレビ系(FNN)) - Yahoo!ニュース
東京オリンピックは開催されるのか
今年は、東京オリンピック開催年である。しかし、ひょっとすると、今年の「うるう年」に開催されるオリンピックが中止になる可能性もある。というのも、「新型コロナウイルス感染」が、世界に蔓延して、長期化する事態が十分予想されるからである。もし中止になれば、1940年の日中戦争のために東京オリンピックが中止となった2例目となる。
東京オリンピック中止になれば世界初の2回中止都市に / 1940年の東京五輪も中止に「新型コロナウイルスショック」 | バズプラスニュース
この点について、1年延期論等もあるが、中止の判断期限は5月下旬であるとのようである。いずれにしても、現在のところは、オリンピック開催可否の判断は時期尚早というのが実情である。
橋本五輪相発言が波紋 海外主要メディアが東京五輪年内延期の可能性報じる(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース
つまるところ、「新型コロナウイルス感染」の収束目途次第ということになろうか?
これまで報じられた報道記事を総合すると、オリンピック開催前の収束は、ほぼ絶望的なように感じられたが、奇跡でも起こるのだろうか?
東京五輪「1年延期」に言及 新型コロナでIOCの最古参委員(共同通信) - Yahoo!ニュース
東京五輪、判断期限は5月下旬 IOC委員が見解 (写真=共同) :日本経済新聞
WHOとIOCのトップが協議 東京五輪、判断は時期尚早(時事通信) - Yahoo!ニュース
そんな世相の中、昨日「おいどん」が買い物にスーパーに行くと、これまでは約8割の人が白マスクをしていたのが、9割以上の人が白マスクを付けていたようである。現時点での感染者数が、北海道が71人と、次に多い東京の37人をダントツに超えていることを考えても、都会・地方関係なく、日本全国いたるところにまで、新型コロナウイルス感染による人々の不安が拡がっているのである。
「花鳥風月」って!
昨日は晴れもあってか、ウイルス騒動という暗いニュースを払しょくするかのように、「おいどん」は「花鳥風月」を堪能した。というのも、音楽鑑賞を含めて、不安又は過度のストレス解消には自然を楽しむのが良いと言う見方をしているからである。「花鳥風月」は四字熟語で、その意味は「自然の美しい風景(大辞林 第3版)」とのことである。この点、「花鳥」は「花や鳥を鑑賞して風流を楽しむ(同)」と言われ、又「風月」は「ここちよい風と美しい月(デジタル大辞泉)」と言われている。
花鳥風月の英訳は、「the beautis of nature」(weblio辞書)であることから、「花」「鳥」「風」「月」を個別に切り取って分けてはいない。しかし、自然の美しい風景には、通常は「花」「鳥」「風」「月」のいずれか、又はそのすべてが見られるであろう。但し、「風」は鑑賞するのでなく、安らぎを感じるだけで、他とは違っていて、これのみを取り出して話をするのは難しいようか?
つまるところ、四字熟語である「花鳥風月」は、別に「花」「鳥」「風」「月」がなくても成り立つ言葉である。しかし、前記のように、当該「四字熟語」を個別に切り取り、区分けした場合には、それらがないと成り立たなくなる言葉ということになろうか。
それでも、無理やり「花鳥風月」を取り入れ、各区分けして、何とか風流を楽しみたいと試みるのが、本記事の主旨である。
なお、以下の写真撮影は、いずれも、昨日の3月3日である(但し、つがいのヒバリ等の写真を除く)。
「花」
昨日、ちっちゃい庭の土と、植木鉢に咲いていた花の写真を撮影した。花が小さいので、傍目から見るとそれほど豪華には感じられなかったものの、カメラ撮影するとその花の美しさが引き立った。
それは、以下にある写真(計6枚)の花である。
❶ プリムラ・マラコイデス
これは、中国雲南省原産の、開花時期は1月~4月の一年草の花である。暑さに弱く、日当たりの悪いところに植えているせいか、花付きがあまり良くないよう。
(白く、花弁の小さい可憐な花)
(紫色の花弁が小さい可憐な花)
プリムラ・マラコイデスとは - 育て方図鑑 | みんなの趣味の園芸 NHK出版
❷ ネメシア
これは、南アフリカ原産の、開花時期が3月~6月までの花である。暑さに弱く、しかも日当たりが悪いせいか、最近になって多くのピンクの花弁を付けるようになった。
ネメシアとは - 育て方図鑑 | みんなの趣味の園芸 NHK出版
❸ クリスマス・ローズ
この花は、黄色と紫色の多年草「冬花」である。育てやすいのは確かであるも、花弁が下に向いており、かつ草丈の長さが短いため、花弁の写真撮影には一工夫がいるようである。
クリスマスローズとは - 育て方図鑑 | みんなの趣味の園芸 NHK出版
「鳥」
昨日、曇り空の中、相変わらずの「揚げ雲雀」が見られた。さらに本日は、おそらく「つがい」であろう「雲雀」2羽が、田んぼの畔で餌を食していた。また、大きなカラス(全長が50㎝以上)も、昨日、近くの電線に止まっていた。
❶ ヒバリの様子(写真4枚)
❷ 大カラスの様子(写真2枚)
「風」
風は、人間の肌感触としてその心地よさを感じるもので、通常、視覚に訴える代物でないので写真で表現することができない。まあ、詩的表現として文章にすることはできようか。(-_-;)
この点、次のブログ記事から、その辺のことを少しでも、分かっていただければ幸いである。(*‘ω‘ *)
「風は想い出」と「風邪」、その「かぜ」のギャップは大きい!(>_<) - 「余所(ヨソ)事でない」ブログ日記
今年は、風邪の代わりに、人体にとって大変危険な新型コロナウイルスが蔓延している。危険性の図式として、「風邪<インフルエンザウイルス<新型コロナウイルス」のようになろうか。それらは、いずれも風邪そのものの症状とよく似ている。
このあたりの話になると、「花鳥風月」とは真逆になり、自然を眺めて楽しんだり、又、風流どころではなくなる。
「月」
昨日は、月齢上の「上弦の月」が見られた。一時、雲が空を覆って見られないかと思った。しかし、何とか雲が取れる場面もあって、月の撮影ができた。
http://koyomi.vis.ne.jp/moonage.htm
その様子は、次の写真(4枚)のとおりである。
おわりに
奇しくも「うるう年」である東京オリンピックの年に、新型コロナウイルス感染の拡大が進行し、ひょっとしたら「パンデミック」になるやも知れない様相を呈している。現在のところ数は少ないものの世界各国から感染事例が報告されている。日本国内にあっても、中国地方に初めて感染事例が報じられた。
「パンデミック」は、1918年から19年にかけて世界的に流行した「スペイン風邪」が代表事例である。流行原はアメリカであるが、感染情報の初出がスペインであったため、その命名にされたと言う。世界の人口の約50%が感染し、死者は5000万人とも言われているそうである。日本人も3年間で約39万人が死亡したようである。
パンデミックの歴史、スペイン風邪の猛威とインフルエンザの起源 | 今週の週刊ダイヤモンド ここが見どころ | ダイヤモンド・オンライン
ひょっとしたら、100年前の「スペイン風邪によるパンデミック」の再来が今後あるやも知れない。実際、治療に打つ手がない状況(隔離が最善の策)は、今も昔も変わらないようである。
そんな中、片田舎の美しい自然でも眺めて気を紛らわし、不安を解消等することが精神的には良いのであろうが、そんな悠長なことを考える人は少ないようか。せめて、自宅近くで見られるささやかな「花鳥風月」でも楽しむのが、関の山なのであろう。
今回の新たなウイルス感染症予防策は、❶人だかりの場所には出入りしない、❷マスクの着用、❸手洗い・うがいの励行等で、風邪予防と全く同じようである。
https://www.nicho.co.jp/column/20200303_c1/
最後に、恒例とも言うべき名曲を紹介する。それは、次のユーチューブにある「シルヴィ・ヴァルタン」が唄っている「L‘un part et ⅼ‘autre reste」である。
心が非常に落ち着くような良い曲であろう。
https://www.youtube.com/watch?v=efx92YJw8c8&list=RDefx92YJw8c8&start_radio=1
また、この曲は、次のユーチューブのように「シャルロット・ゲンズブール」(ジェーン・バーキンの娘)が唄っていた。
少し、けだるさを感じさせられるような唄い方であろうか?
https://www.youtube.com/watch?v=iSisOy3CQHQ
(追記)
3月5日。春のはずなのに、午前中、雪が降り少し積もった。その後は曇り時々晴れとなっている。これまでの暖かさが嘘のようで、今日は少し寒い。
ところで、ドイツの保健相が、「新型ウイルスの流行はパンデミックになったと言明した」とのことである。(>_<)