昨日は晴れ時々曇りも、今日早朝は快晴。しかし、少し薄雲が出て来て拡がりつつある。それにしても霜が降りて、朝はやはり寒い。
はじめに
今朝、タイの「ノックエア機」が飛んでいた。中国のジェット旅客機(韓国のジェット機を含む)は見られなくなったが、その他の国のジェット機は相変わらず見られる。
それは、次の写真(1枚)のとおりである。
タイが日本への渡航自粛を要請、観光業への影響は避けられぬ状況 - ライブドアニュース
今回、昨日夕刻に空を飛ぶ「全日空機」を見て、中国湖北省から日本人等帰国のチャーター機が、「全日空機」であることに想いを馳せた。同一機種のものであるように見えた(後掲3枚の写真)。そこで、新型コロナウイルス肺炎について少し考えてみた。
そしてその後は、暗い話から離れて、ジェット機に寄せた「レトロな名曲」を聴き、少し明るい気分に浸りたいと思う。
チャーター機の最終便
一昨日午前6時50分、日本政府チャーター機(全日空機)の最終便が、中国・武漢市から羽田空港に到着した。帰国者の2人に何らかの症状が出ていると言う。そして、計7人が入院したとのことである。
新型コロナウイルス肺炎について
突然死を惹起し兼ねない「新型コロナウイルス肺炎」問題は、感染経路が判らないということである。「院内感染」もあるし「市中感染」もある。しかし、「飛沫感染」、「接触感染」は確かである。
そうすると、感染経路が判らないということは、誰から感染させられたかについて、感染者には心当たりがないということになるのか?
中国での感染確認と同政府発表とに大きな時間のズレがあったため、その間、渡航歴のある者からの感染も、十分あったであろう?しかも、新型コロナウイルス肺炎の潜伏期間が長いという問題もある。さらに、風邪との区別がつきにくい「ステルス化」も、感染発覚には障害となっている。
新型コロナウイルス国内で520人 感染経路分からない事例も増加(フジテレビ系(FNN)) - Yahoo!ニュース
新型コロナウイルスがいつどこでうつったのか分からない市中感染が拡大…感染したときにとるべき行動とは - FNN.jpプライムオンライン
ウイルス性肺炎罹患は、37.5度以上の熱や、「痰」が白っぽいものや透明になること等が一つの目安として挙げられるそうである。
その対策としては、マスク着用、手洗い・うがい、アルコール洗浄等しかないようである。つまるところ、「インフルエンザ」罹患対策と同様である。
感染症専門医が警告!新型コロナウイルスから身を守るため、マスクを買うよりはるかに重要なポイント2つ(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース
日本国内の感染事例は、死亡者1名を含めて、従来、高齢者が多かったが、和歌山では10代の男性が感染したとのことである。
感染者に医師の息子 和歌山で10代、東京で20代の2人確認 「4都県で計8人」発表(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
いずれにしても、今後、都会や田舎とを問わず、日本全国に感染拡大は免れないようか?横浜港停泊のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」下の状況(第二の武漢化)報道を見ても、ウイルス対策へ打つ手がないように思われる。なぜなら、医療関係従事者ですら感染しているからである。
現在のところ、北海道、沖縄、愛知、南関東圏、近畿圏で感染例が報告されている。しかし、政府は、パンデミック(pandemic/感染爆発or世界的大流行)に至っていない認識のようである。
【毎日更新】新型コロナウイルスの日本の分布まとめ|comical-piece|note
新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和2年2月17日版)
コロナウィルスなのにマラソンなんて!中国のSNSで「心配の声」続出「武漢よりマズい」「正解捨てた」(withnews) - Yahoo!ニュース
https://forincs.com/headlines.php?src=2020021900259.xml
大空高く飛ぶ「ジェット機」を見て
次に、話題を替えて、レトロな曲を取上げたい。それは、イタリアのカンツォーネ「葡萄の季節」である。今は真冬なので、「葡萄の季節」の秋とはマッチングしないが、たまたま、最近、ユーチューブで見つけた大変良い曲であった。そこで、この曲を紹介したい。
それも、昨日、前記の「ANA機」以外にも、大きな雲に差し掛かろうとしている「ジェット機」と、ピンク模様の「ジェット機」の様子を見ると、この「葡萄の季節」という曲を聴くのと同様に、なぜか、鬱屈した気分が晴れそうに思われたからである。
それらの写真(2枚)は次のとおりである。
葡萄の季節(Giorni‐ジョルニ)
1977年に「ミーナ・マッツイーニ」によって唄われた、作詞がA.Lo.Vechio、作曲はSheⅼⅼ.Shapiro(シェル・シャピロ)の「Giorni」(ジョルニ)である。この歌は、「シャンソン」(フランスのポピュラー・ソング)というよりは、「カンツォーネ」(イタリアの大衆歌曲)である。
この日本語訳詞は、次の記事に掲載されている。「Giorni」の意味は、「日々」とのことである。
https://shinshun-chanson-show.tumblr.com/post/64059200902/giorni-ぶどうの季節
「ミーナ」が唄っている「Giorni」は、次のユーチューブ曲である。
https://www.youtube.com/watch?v=1X2XhHXnf8E
素晴らしい歌い方の一言に尽きる。さすが、「ミルバ」「オルネラ・バノーニ」と並ぶカンツオーネの女王の一人である。
ここまで、繊細な音楽表現ができる歌手は、世界を見渡してもあまりいないように思われる。完璧以上の何物でもない。教科書的な歌い方では駄目だということを、如実に語っているようか。
ミーナの足跡に関しては、次の記事がある。
https://www.weblio.jp/wkpja/content/ミーナ・マッツィーニ_ミーナ・マッツィーニの概要
「ミーナ」は、1972年に「シェル・シャピロ」が作曲して「パティ・プラヴォー」が唄っていた邦題「雨」(作詞は、セルジオ・バルドッティ。イタリア原題「un po‘ di piu」の日本語訳は、「もう少し」)を、1979年にカバーして唄っている。これについても、言うことのない素晴らしいの一言に尽きよう。それは、次のユーチューブ曲である。
https://www.youtube.com/watch?v=zBwcfCIvEqU
「シェル・シャピロ」は、イギリスのポップス(ロック)・シンガーソング・ライターであるが、良い曲を作るね!(^^♪
この曲に関する記事には、次のものがある。
ミーナの「雨」 Mina - Un po di piu : シャンソン G-Vocal
心の琴線に触れる「レトロ」な名曲5選(ポップス等) - 「余所(ヨソ)事でない」ブログ日記
日本では、シャンソン歌手の「青木フキ」さんが、この「葡萄の季節」を唄っている。次のユーチューブ曲がそれである。
https://www.youtube.com/watch?v=ZoSAh8tZ3Po
これを聴いて、改めて、この曲を唄いこなすことの難しさが伝わって来るように感じられた。それにしても、難なく唄っている「ミーナ」の歌声は素晴らしい。(^^♪
おわりに
最近、中国・武漢から最終便のチャーター機が帰来した報道や、「ダイヤモンド・プリンセス」の乗員乗客感染の悲惨さが伝えられる中、新型コロナウイルスによるパンデミック騒動の予兆が醸し出されている感が否めない。
それでも、中国(韓国)機以外のジェット旅客機は、従来よりは少ないものの、大空を飛んでいる。
新型肺炎、船内の対策を神戸大教授が批判「悲惨な状態」(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
そんな暗くなるような話題の中にあって、最近、「おいどん」はカンツォーネの「葡萄の季節」に心酔している。それは、リズミカルなメロディに心が引き寄せられからである。また、大空高く飛ぶジェット機を眺めるのにも、心奪われそうになる。
というのも、空飛ぶジェット旅客機の動きに、「葡萄の季節」のリズミカルなメロディが重なるように感じられるからである。それは、例え、歌詞の意味が別物でも、リズミカルなメロディ自体を抜き取って考えると、まるで、そのメロディが、空飛ぶジェット機の動きに合わせているかのようである。(-_-;)
歌詞の内容も重要だが、外国語で唄われる歌はその意味が分からないので、勢い、その多くの歌は、歌詞を抜きにした曲自体に重きを置くようになる。
(追記)
2月24日、晴れ。
予想したとおり、新型コロナウイルスへの地方感染拡大が止まらない。北陸の石川、北関東の栃木、九州の熊本まで、感染事例が新たに見つかったとの報道!(>_<)
感染者、地方にも拡大 「市中感染否定できず」(産経新聞) - Yahoo!ニュース
なお、クルーズ船の乗員・乗客感染者は691人で、死者は3人(2/23日現在)。