今週のお題「わたしの自由研究」
今日は、晴れ後曇り。
今週のお題は「わたしの自由研究」ということであるが、今回の記事は、研究というに程遠い「野鳥観察」である。しかも、これまで懸案だった、鳥の実際の食事風景ウォッチに限定したものである。
それでも敢えて、研究の問題提起を掲げるとするならば、「雀」は、実際どのようにして、足場が不安定な状態下で、稲穂を食べるのであろうか?ぐらいかな!
今日の朝、一羽の「雀」が約10メートル先の田んぼにある稲穂に止まって、それを啄んでいた。
これまで、何十メートル先にある田んぼの、垂れ下がった稲穂に群れを成し、しがみついている様子を何度も確認したことはある。しかし、リアルな「雀」の食事の様子は、遠方であったことと、見えにくい位置であったことから、分からなかった。
今回初めて、その様子が分かったのである。
今回の撮影写真で判明したのは、「雀」が止まれる稲の生育状況が必要であることと、ある程度「雀」が止まれるだけの程よい撓める重さの稲穂の成長が重要とのことである。
さらに又、「雀」を支えるだけの稲茎の持つ強さもないと、止まって食事をするのは難しいよう。
ツバメが昆虫を捕えるかのように飛行しながら、又は、「雀」がホバーリングしながら空中で、稲穂を啄むのは困難である。「雀」が止まれるだけの支えが必要なのである。
「雀」の重量は24グラム前後と言われているが、このくらいの重さであれば、下支えには何ら問題ないようである。
というのも、「雀」の食事の様子を観察していると、「雀」は稲穂の上に止まり、踏ん張りながら、稲穂を引きちぎって食べていた。「雀」の嘴で引きちぎる力は相当であろう。食事時間も約5分くらいであったであろうか。
「雀」の食べ物について、次のネット掲載のブログ記事があったので、これを、参考資料として引用する。それにしても、実際のリアルな「雀」の食事風景記事は少ないようである。
やはり、稲が「雀」の好物であることには、間違いない。
スズメの餌は何が喜びますか?スズメが一番好きな食べ物はなに?あとカラス... - Yahoo!知恵袋
このことがあってか、稲穂を食べる「雀」は農家にとって害鳥である。しかし、ツバメと同様に、稲の害虫を食べてくれる益鳥でもあることも、農林水産省の次のネット記事に紹介されている。
農家にとっては痛しかゆしの面もあろうか?
少しの被害ならば、おすそ分けとして許せるとしても、農家が苦労して育てた稲がほとんど食べつくされるのであれば、死活問題となろう。
稲(イネ)の害虫(がいちゅう)は、どのようなものがいますか。また、害虫の天敵(てんてき)はどのようなものがいますか。:農林水産省
それでは、本題に戻って、以下、「雀」が実際に食事する様子の写真(7枚)を掲載し、そのリアルさを、キャノン・デジタルカメラの望遠ズーム(光学40倍)アップもので見てみよう。
(周囲を多少気にしている雀)
(稲穂を食べ、口を動かしている雀)
(稲穂を啄んで、口に入れようとしている雀)
(稲穂を啄んでいる雀)
(稲穂を口に入れ、何かポーズをとっている?ような雀。足にも注目を!)
(稲穂をまさに啄もうとしている雀)
(食事の際に見せる雀の一雄姿)
(追記)
9月13日、晴れ。朝晩は大変過ごしやすいものの、日中は日差しが強く暑い。
今日、自宅敷地から約6メートル離れた道路際田んぼの稲を、口を開いて食べる雀一羽に遭遇し、その様子を撮影した2枚の写真。