今日は曇り。夕方からは、雨が少し降っている。
月初め、梅雨シーズン真っ最中である。
気象庁の予報によると、今年の梅雨入りは、東日本ではほぼ例年並みも、西日本では6月26日頃と最も遅いとのことである。そして、同庁は、梅雨明けを7月中・下旬と予報している。
ある意味、このような梅雨入りは、それだけ猛暑の夏期間がズレ、短くなると思われるので、昨年の猛暑で閉口したことを思うと、幾分良いのだろうか?
今朝、紫色のグラジオラスの花が咲き始めた。白色は既に咲いているのに、植えた場所による違いなのだろうか?
そして、ふと傍に植えている金木犀(きんもくせい)や、一部の花が咲き終わった白いグラジオラスの葉っぱを見ると、何と、たくさんのアマガエルの子供がいるではないか!葉っぱと同一色なので気付かなかった。
「雨蛙が数多いる」ことに、気付いたのは今朝である。ある意味、梅雨ならではの風物詩のようなものなのか!それにしても、これほどたくさんの子ガエルがいたのは、初めてだったような気もする。
その状況は、次の写真(3枚)のとおりである。
アマガエルの子供は、葉っぱに隠れ、かつ小さいので一見判別しにくい。上記写真からでは少ないように見えるものの、葉っぱのあちこちに隠れるようにしているので、写らないだけのことである。おおよそ、全部で20匹以上はいるものと思われる。
それにしても、これまでアマガエル(Japanese Tree Frog)の卵を見たことがない。 どこからどのようにして、数多のアマガエルが庭にやって来たのであろうか?
どうも、田んぼで卵を産み、その後、近くの草地や森に移動するとのことである。
森の生きもの観察:森のつながりを探そう #07 かえる・カエル・蛙|私の森.jp 〜森と暮らしと心をつなぐ〜
そうすると、道路を挟んだ田んぼから、数多の子ガエルが、我が庭に植えている木まで移動して来たということになろうか?
なお、今年たくさんやって来た理由は不明である。
今年は、キジバトの巣やアシナガバチの巣が作られたが、この先、我が家に何か吉兆でもあるのだろうか?それとも、不吉な前兆なのだろうか?
小さくて愛嬌のあるアマガエルとはいえ、その皮膚から毒を分泌しているとのことである。後掲の記事は、「アマガエルに触れた指先や手などは水洗いし、毒成分や細菌などを洗い流すべき」「アマガエルに触った手で目を擦ったり、手に傷があった場合は悪化する。まして、口に入れたり食べたりすることは危険な行為」として、注意喚起を促している。
アマガエルは、人里に近い場所に多くいて、稲作と関係があるとのことである。これは、ちょうど、スズメと同じように、人間との関わり合いが深い動物でもある。しかも、田んぼの害虫の大発生や稲の食害を防ぐ役割もあるようなので、むしろ、稲穂を食べるスズメよりは、人間にとって有益な動物であろう。
我が敷地内では、トノサマガエル等も散見される(庭畑の土にもぐって冬眠等)中、特に、アマガエルは、緑の色具合や小ささで愛嬌を醸し出してくれ、人の心を和ませるように思われる。子供たちにも大人気のカエルのようである。
「アマガエル」の「毒」に要注意(石田雅彦) - 個人 - Yahoo!ニュース
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