諦観ブログ日記

ー Que Será, Será(ケセラセラ)ー

「はしご酒」ならぬ「はしご買い」とキャッシュレス化

 昨日は曇り。今朝は快晴。冬真っ盛りにしては、寒さもやや和らぎ、比較的過ごしやすい。一昨日は雨で、その前は雪と、この最近は天候が目まぐるしく変わる。やはり、昨年夏の異常気象の余波なのだろうか?

 

 昨日夜から、ブログ名を、「余所事でない」ブログ日記命名した。そして、その内容として、人間万事塞翁が馬」は本当?を付けた。

 

 ブログ名は、やはり端的に何かを伝えたいということが分かった方が良いと考えたからである。

 「余所事でない」というのは、余所で起こった事が、いずれ我が身にふりかかる確率が高いという経験上の思いからである。ブログ名の内容(諺)は、「人間の吉凶や禍福は予想ができないという例え」(Hatena Keyword)が、現在において、本当にすべて、当て嵌まるのかへの疑問からである。

 

 閑話休題(それはさておき。話を本題に戻す)

 

 昨日正午前、スーパーマーケットへ買い物に行った。以前ブログ記事に書いた、会員登録後まもなくして店舗を移転したスーパーである。以前は、自宅から徒歩で又は自転車で行けた場所(約650m)が、車でないと行きづらい場所(約2㎞)に移った。このため、従来、人や車の往来が多かった道中は閑散となった。その影響は大きい。

 

 移転した店舗の場所は、自宅から行くのに、交通量が多く、道も狭くかつ曲がりくねったところにあった。どうも、JRの新駅が開業したのを機会に、新興住宅地域化による人口急増を当てにした移転のよう?

 それにしても、新駅ができるというだけで、その地域の活性化に及ぼす影響は多大である。

(参考記事)

東京新聞:2020年開業予定「品川新駅」公開 乗降客 2024年に「恵比寿級」:東京(TOKYO Web)

 

 その新駅近くに移転したスーパーの利点は、他の店と比べ、総じて食品が安く、品揃えも、まあまあな店である。しかも、特売品が盛りだくさん。

 

 例えば、低脂肪牛乳1パック約180円が130円前後といった具合に。カップラーメンの特売品にしても、通常他の店なら90円前後するのが、68円又は78円である。ただ、前と比べ、移転してからは少し高目になったよう。

 又、警備員さんもほぼ常駐していて、車運転者の駐車場での安全面に気を配ってくれている。

 スーパーマーケット・ウオッチャーとしても、一番高く評価しているスーパーである。来店客も非常に多い。従来通り、頻繁に行けないのが残念だ!

 ただ、一つ苦言を呈させてもらえば、稀に一部の商品の値段が間違っていることがある。

 昨日購入した商品の内、「ばかうけアソート」という米菓大袋198円が、238円(この値段でも、ばか安く、通常価格は298円)とバーコードによるレジ打ちがなされていた。おそらく、多くの買い物客は気づかないまま遣り過ごしたであろう?

 まあ、安さと引き換えに、それぐらいは大目に見てもよさそうにもとの意見があるかも知れない。しかし、ウオッチャーとしては看過できず、返金してもらった次第である。

 

 自宅から約3キロメートル圏内には、10店舗程のスーパーがある。又、500メートルの所には、セブンイレブンとローソンがほぼ同じ場所にある。徒歩又は自転車で買い物に行ける店は、コンビニと3軒のスーパー(約1㎞)ぐらいである。

 「はしご酒」ならぬ「はしご買い」は、車を使用しない場合、近場にある店に限られる。コンビニについては、ローソンで、評判の「悪魔のおにぎり」を買い、セブンイレブンでは、ライター付きのたばこ1カートンを買うといった具合に。

 

 10店舗程のスーパーで、その内、比較的よく買い物をするのは、3、4店舗ぐらい。他はホームセンター、家電量販店やドラッグストアでの買い物帰りの、所謂「ついで買い」による場合が多い。

 

 「はしご酒」ならぬ「はしご買い」の意味は、❶目指す欲しいものがない場合、❷特売品、❸その店舗にしか置いていない商品(プライベートブランド商品等)を目指して、各店舗間をはしごするということである。まあ、面倒と言えば面倒だけど、ウォッチャーとしては、ある意味非常に勉強になる。

 

 「はしご買い」で会得したことは、同じ商品でも各店舗で値段が大きく異なる物もあるということである。特売品ですらそうである。例えば、肉類、果物、野菜、お菓子類や弁当等の値段が比較的高めである店と、そうでない店とか。

 これらの見分けは、広告チラシに掲載されていないものについて、はしごして見ないと分からない。

 

 ところで、多店舗利用について、一つ困ることがあるのは、所謂「キャッシュレス化」が進行していることである。スーパーの場合は、すべて、会員専用カードにチャージすることを、事実上強制されている。

 なぜ?

 ポイントである。

 家計節約のためにも、その持つ意義は大きい。そのため、たくさんの会員専用カードを所持するようになっている。そこで、利用頻度の少ない店では、会員専用カードを極力作らず現金払いにしている。勿論、ポイントは付かないが・・・。

 

 今年10月、消費税10%値上げの補填代用であるポイント還元を利用して、政府はキャッシュレス化を推進しようとしている。通常の場合は、大手のカード会社利用によるキャッシュレス化であろう。しかし、スーパー会員専用カードのチャージによるキャッシュレス化も、同様であると思う。

 

 キャッシュレス化は、小さなところで、既にポイント還元(200円で1ポイント付くのが一般である。しかし、100円で1ポイント付く店もある)という手法で進行しているのだ!

 

 キャッシュレス化のメリットは、現金を持ち歩かず済むという点もあろう。しかし、多くのカードを所持することや、逆に現金が必要な場合に現金がない事態も起こり得る等のデメリットもある。痛し痒しの側面がある。

 そもそも、中国や韓国がキャッシュレス大国と言うけれど、その根本原因は偽造紙幣対策が主要因。日本では紙幣の信頼度は格段に高い。キャッシュレス化に固執するほどでもないと思うが・・・。

 

 当方にとっては痛くも痒くもないところ、国の政策の真の目的は何だろうか?と勘ぐらざるを得ない。海外とは事情を異にするのに、海外のキャッシュレス化事情を名目に、それを、そのまま日本に導入しようとは?

日本にも押し寄せてきているキャッシュレス化の波!もう一度おさらいしておきたいメリット・デメリット(ファイナンシャルフィールド) - Yahoo!ニュース