諦観ブログ日記

ー Que Será, Será(ケセラセラ)ー

不燃性粗大ごみの搬出

 本日正午前、扇風機、空気清浄機、自転車空気入れ、鍋及び歯ブラシ等の不燃性粗大ごみを、車でごみ処理施設に搬入した。

 その場所は、自宅から約13キロメートル離れた奥深い山の中にあった。山道は、上がったり下がったりくねったりと迷路のようで、途中に、施設案内標識はあるものの小さくて見えにくく分かりにくい。初めて行くものにとっては難所ともいえるであろう。

 ここ何年か前から、少なくとも毎年1回は、不燃性粗大ごみをその場所に捨てに行って来た。そのたびに、埋め立てごみか不燃性粗大ごみ(処理場所が別々)かの判別に関して微妙なごみがあり、その取扱いに苦慮していた。

 例えば、鍋蓋の周囲が金属でも蓋本体がガラスだと埋め立てごみとなり、鍋本体が金属なら不燃性粗大ごみとなるというようなことである。

 問題は、「歯ブラシ」類の小物である。これは不燃性粗大ごみの範疇にあり、町内のごみ置き場にごみ袋では出せず、ごみ処理施設に搬出しないといけないということである。

 いつも思うのに、これぐらいのものは、ごみ収集車で搬出してもいいのではないだろうか。しかし、その指定袋もなく、個人等が、別途有料で業者に依頼するようになっている。小物が多いものとして、埋め立てごみも有害ごみもある。これらには指定袋があり、年1,2回と回数は少ないものの、通常のごみ置き場に捨てられる。

 「歯ブラシ」について、市の廃棄処理対策課の担当者は、燃えるごみと一緒にできないのは窯が傷むからと説明していたが、搬出については業者への依頼を強調していた。搬出方法については、全く納得の行くものではない。

 さらに特に問題だったのは、過去何回かごみ処理施設に行った時の施設職員(中年)の不適切な対応である。

 何が極度に不満かは分からないが、初心者である当方に対して、「ボケ!」と言わんばかりに、言葉遣い(「そこじゃない!」)が悪く、かつ不親切な車の誘導(「違うだろー!!」)をしたということである。また、ある時は、判別ミスの当方のごみ袋を仕分ける際、泥水のついたごみ袋を車に乗せたこともあった。この時は当方として当然抗議をした。さらにまたある時、不燃性粗大ごみの量が少ないことに対して、「たったこれしかないのか!」と捨て台詞を吐かれたこともあった。

 こういう不親切な人は2、3人ぐらいであった。親切な施設職員も中にはいたが、不親切な職員(悪く言えば、「ごろつき」かと思えるような人)の負のイメージが、ごみ処理施設組織全体の在り方そのものに向けられて、いつまでも強烈に心に焼き付けられていた。

 このようなことがあったので、今回はこのままスルーしておくわけにはいかず、ごみ処理施設に行くにあたり、先月28日、市の廃棄物対策課に苦情相談に行ってみた。そこでは、当方として、ごみ処理施設の組織の在り方と公務員としての職員のあるべき適性を質した。

 これに対して、市の担当者は、「廃棄物対策課と施設センターとは独立対等な組織であるので、指導監督は当部署にはない。究極的には市長が責任者である。当方から、先方に苦情があったということは伝えておく。」旨の言質を得た。

 担当者の力強い言質が欲しかった。しかし、担当者は、風邪をひいているらしく応答が弱弱しかった。本当に伝えてくれるのか気に駆けながらも、今回は初めてなので、これにとどめておくことにした。

 果たしてその結果、成果があったかというと、答えは一応イエスであった。しかし、当時の不親切な施設職員が対応したのではなかったので、本当の成果があったか否かはいまだ不明で、今後問題の職員本人らの出番如何によることになろう。