諦観ブログ日記

ー Que Será, Será(ケセラセラ)ー

田んぼ周辺に出没する鳥の王者「タカ」と、夜啼き鳥の王者「ケリ」とのゴーン小話

お題「これって私だけ?」

お題「最近気になったニュース」

 

 今日は、晴れ後曇り。早朝、田んぼに霜が降りていた。

 

 今回は、田んぼ周辺で、今月17日に目撃した「ハイタカ」と、16日早朝に目撃した「ケリ」との対話物語(寓話)を考えてみた。

 前者は言わずと知れた「鳥の王者」である。後者は、夜中でもしばしば「キキッ  キキッ」(「ケリッ」と啼くとの名前の由来もあるが、そうは聞こえないようか。)と、けたたましく啼くことから「夜啼き鳥の王者」と言っても良いぐらいの鳥であろうか。夜啼く鳥には「ホトトギス」等もいる。しかし、「ケリ」の鳴き声は、とりわけ、けたたましさが半端でなく、しかも鳴く回数も多いので、そのように命名したい。

 

 その前に、「ハイタカ」について、この鳥にとてもよく似た「ツミ」という「鷹」がいる。そこで、今回、話にする「タカ」が「ツミ」か、それとも「ハイタカ」かについて、一応確定しなければならない。

 この「鷹」らの大きさは、前者は全長が32~39㎝、後者は全長が27~30㎝である。しかし、遠目からでは、なかなか判別がつきそうにない。一つの目安としては、この「鷹」らに「眉班が目立つ」か否かに着目し、眉班が目立てば「ハイタカ」、目立たなければ「ツミ」との説明記事が見受けられた。

BIRD FAN (日本野鳥の会) | ハイタカ

BIRD FAN (日本野鳥の会) | ツミ

https://www.cgr.mlit.go.jp/ootagawa/Bio/birds/index350.htm

 

 その説明記事からすると、今回撮影した写真において、「」の眉班が確認でき、しかも眉班が非常に目立っていたので、一応、「ハイタカ」と断定した。

 また、遠くからであっても、当初は「カラス」と思ったぐらいであるから、大きさが30㎝を有に超えるぐらいあったと感じた。

どひゃー(>_<)、この「猛禽類の鳥」は、何っ? - 「余所(ヨソ)事でない」ブログ日記

 

 では、まず「ハイタカ」と「ケリ」との鳥を写真で見てもらってから、寓話に入ろうと思う。

 

❶ ハイタカ」の写真3枚(1月17日に撮影)

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(「ハイタカ」は、当初、一戸建て住宅のテレビアンテナに止まっていたが、約200m先にある集合住宅の屋上へと飛び移って行った。デジカメ望遠ズームいっぱいいっぱいで撮影するも、被写体が遠方だったことと、薄曇りだった関係もあって、写りが余り良くないようか。)

 

❷ ケリ」の写真5枚(1月16日早朝に撮影)

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(従来は2羽が一緒にいるのが確認されるも、3羽が一緒にいるのは今回が初めてである。「ケリ」の体長は36㎝で、「ハイタカ」と大体同じぐらい。雄雌の区別等は不明。「ケリ」が比較的近距離にいたので、撮影は比較的容易であった。)

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❸ 「タカ」と「ケリ」ら肉食鳥の会話等(登場役は、「タカ男爵」「ケリ夫」「ケリ子」「ケリ男」の計4羽と、「カアー太郎」の1羽

ケリ夫

 「花の都」では刑事事件の裁判中だった「ゴーン」被告が、「大阪」から海外逃亡したという話で、大騒ぎしているね!昔は、歌によく唄われた「憧れの街」であり、又「恋物語の街」でもあったのにね。

(花の都「東京」の歌)

https://www.youtube.com/watch?v=IcYGOUs3NbM

(恋の街「大阪」の歌)

https://www.youtube.com/watch?v=REZblj1naM0

ケリ子

 保釈中の身で、いろいろな条件が付けられて、身柄を釈放されていたそうね!

ケリ男

 そう言えば、昨年、除夜の鐘が鳴らなかったのは、日産元社長の「カルロス・ゴーン」が日本からいなくなったからとの「都市伝説」が囁かれているような、ないような?ことがあるのかねえ~!

ケリ子

 実際は、周辺住民の「喧しい!」という苦情の申し出があったからと言われていて、除夜の鐘の音「ゴーン」を鳴らさなかったお寺が多かったようよ!「ゴーン」の海外逃亡とは無関係でないのかねぇ~!まぁ~、「都市伝説」というのは、言わば「UFO」言説のような類の話が多いようかな?

ケリ夫

 それにしても、ゴーン逃亡劇は、日本だけに止まらず、世界を巻き込んでいろいろ話題になっているらしいね。ゴーン映画の製作話もあるようだ。もし、ゴーン映画が作られたならば、当然、かっての欧米で流行った「大脱走劇の映画」のように、ゴーンが英雄視され兼ねないね!

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200119-00000003-tospoweb-ent

 

タカ男爵

 ゴーンが英雄視だと!"(-""-)" ・・・それはあってならないことだろう!裁判所や弁護人の信頼を裏切って逃亡しているのが、何で、英雄なのか?

 そのため、ゴーンの権利を守ろうとして孤軍奮闘していた二人の著名な弁護士が、懲戒請求まで受けている。そのうちの一人は、「無罪請負人」という異名を持っているだけに、弁護士としてのこれまで培われて来た信頼さえ失い兼ねないダメージを受ける可能性もある。ことは深刻であろうよ。

弘中弁護士に懲戒請求 ゴーン被告逃亡「故意か重過失」(産経新聞) - Yahoo!ニュース

高野弁護士にも懲戒請求 ゴーン被告逃亡肯定「品位に反する」(産経新聞) - Yahoo!ニュース

ケリ夫

 そんなことにはならないと思うが・・・。しかも、現に、彼ら両名弁護士を擁護する弁護士仲間からの「SNS」発信もみられているよう・・・。もちろん、一部のヤメ検(元検事)弁護士の中には、彼らの対応や裁判所を批判する「SNS」もあるにはあるが・・・。

ケリ子

 ゴーンがレバノンに逃亡すると、ほぼ、日本でゴーン裁判を実施するのは絶望的だと言われているよね!ゴーン自身も日本の刑事司法は「人質司法」であり、公平・公正な裁判が望めないとして、日本での裁判を受けることを拒否している。しかも、日本はレバノンと、犯罪人引き渡し条約を締結していないし、さらには、レバノンの大統領もゴーンの日本帰還を望んでいないようである。

犯罪人引き渡し条約、日本はなぜ米韓2カ国としか結んでいない?(THE PAGE) - Yahoo!ニュース

タカ男爵 
 結果としてそうなったにしろ、そのような状況を招来することは、ある意味事前に分かり切ったとも言えるだろう。検察官はあくまでも保釈に異論を唱えていて、保釈するにしても多額の保釈保証金納付を求めていた。なのに、低額に抑えられた。

 そのために、被告人の海外逃亡を許す結果と相成った「日本司法の体たらくぶり」が露呈した感じになっているようか。超富裕者ゴーンの金銭感覚は、日本の裁判官にとって計り知れなかったよう。納付した15億円という保釈保証金の没取があっても、ゴーンにとって、はした金だったのであろう。もし、これがはした金とするならば、日本人の一般感覚としては、とてもついて行けないことになろうか。

ゴーン被告の保証金15億円没取、過去最高額か - 産経ニュース

 そんなこんだと考えると、ゴーン保釈について、弁護人らのゴーンに対する甘い対応力や、裁判所の過少とも言えそうな保釈保証金納付問題が、色々取り沙汰されている。 

ゴーン逃亡「弘中・高野弁護士」「保釈許可の裁判官」はどう責任取るのか(デイリー新潮) - Yahoo!ニュース

ケリ男

 ただ、弁護人は被告人ら依頼者の権利を守る使命があることから、その任務を全うしようとしただけなのではないだろうか。また、ゴーン逃亡については、弁護人に過大な責任を負わせ期待するのも、限界があるような気がする。

タカ男爵 

 しかし、まず言えることは、ゴーン事情を一番良く知っているのは弁護人のはずであろう。さらに、今回このようなゴーン海外逃亡問題が起こったということは、今後の外国人に対する保釈の在り方に大きな影響を与えて、簡単には保釈しない運用になりそうな気もする。その意味で、今回のゴーン逃亡は、日本の刑事司法に大きな課題を与えている。

 その他にも、君らと似たような名前の、もう一人の日産元社長の「グレッグ・ケリー」被告もいる。彼は、ゴーン逃亡事件にショックを受けているのでないのか。ゴーンに無罪立証に一役買ってもらうことを期待していたはずであろうに・・・。ゴーンに忠誠を誓い、擁護していた「ケリー」被告も、置き去りにされたとの記事もあったね。

ゴーン逃亡で置き去りのケリー被告、WSJに語る(ウォール・ストリート・ジャーナル日本版) - Yahoo!ニュース

 

ケリ男ら

 (この時、何を思ったか、突如として、ケリ男らは腹を立てた

 なにお~!(-"-)・・・俺(おい)ららと名前が似ているからと言って、上から目線で、嫌みな物言いをするじゃないか!

 似たような名前の者がいるとは、何という言い方だ!バカにしているのか!"(-""-)"

タカ男爵

 別に、お前らに当てつけを言った訳ではない。なのに、何だ、その物言い草は!

 発言を撤回して、謝れ!(-"-)

ケリ男ら

 そっちこそ謝れ!"(-""-)"

 

タカ男爵

 バカァー怒鳴るように大声で叫ぶ(-"-)

 そんとなことぐらいで「ケチ」をつけるんなら、話は別になるが、お前らの真夜中のけたたましい鳴き声を何とかしてもらいたいよ!昨年、除夜の鐘の音「ゴーン」が鳴らなくなった例もあるでないか!眠り難くくて困っている。

ケリ男ら

 なにお~!夜に鳴き声を出すのは、俺(おい)ららの専売特許である。今度は、その専売特許まで奪おうとするのか。除夜の鐘の音「ゴーン」が聞かれなくなったのとは無関係。なのに、今そんな話を持ち出すのは、心外だ!

 今問題としているのは、侮辱されているから、謝れと言っているのだ!話を挿げ替えるな!

 バカァー怒鳴り散らすように大声で叫ぶ)!"(-""-)"

タカ男爵

 どちらが、バカァーなんだ(再び、怒鳴るように大声で叫ぶ)!"(-""-)"

 

双方怒鳴り合いの応酬の中、ついに「ケリ男」らは、怒り心頭が爆発して、一斉に「タカ男爵」に対し、嘴突き攻撃を始めた。これに対して鳥の王者を自負する「タカ男爵」も、鋭い爪と嘴で応戦する。両者側の全長はほぼ同じ大きさであるが、1対3の状態で、喧嘩が膠着状態になって行った。

 「タカ男爵」は1羽であっても、鳥の王者らしく、負けじと諦めず、鋭い爪と嘴で勇猛果敢に、各個攻撃を繰り返している。「ケリ男」らは、「タカ男爵」の勇猛果敢さと敏捷力に多少戸惑っているようだった。

 そうこうするうち、どこから現れたのか分からないが、「バカァー!」との叫び声を聞きつけたハシブトガラスカアー太郎が、遅ればせながら飛んで来た。そして、彼らの喧嘩の仲裁に割って入った。そのカラスの全長は約56㎝と、とてもでかい。

どう猛なハシブトガラス(97.9)

 

 その「カアー太郎」の姿は、次の写真(令和元年12月29日に撮影)のとおりである。

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カアー太郎

 ヤメンカアー!・・・ヤメンカアー! (^_-)-☆

 

 (ハシブトガラスの「カアー太郎」の仲裁の威力は絶大であった。嘴が太く、でかい鳥である。いくら、鳥の王者を自負する「タカ男爵」もハシブトガラスの「カアー太郎」には敵いそうもない。「カアー太郎」の嘴は太すぎるのだ!「ケリ男」らも、威嚇はできても、まともに太刀打ちできないようか。そして、喧嘩は結局「ケリ(鳧)」がつかないまま終わった。

 

ケリ男ら

 つまらんことで喧嘩になったものだ!どうかしていたよな!

タカ男爵

 そんとね!こっちこそ!

カアー太郎

 喧嘩がなくなったのは良かった、良かった!とかく、喧嘩はつまらないことから始まるものだ!

 

「カアー太郎」は、この時、ふと、宮沢賢治作の雨にも負けず北にけんかやそしょうがあれば つまらないからやめろといいという詩の一節を思い出していた。

 そうこうするうち、「宇佐元恭一」さんが作曲した、その詩の歌がどこからか流れてきた。(^^♪ https://www.youtube.com/watch?v=dH_KCZS4upI

 

カアー太郎 

 それにしても「バカァー!」と叫んで、「おいどん」を呼び出したのは、どっちらけの、どっちよ!

 

 以上、お粗末様でした。お後がよろしいようで・・・。(*‘ω‘ *)