諦観ブログ日記

ー Que Será, Será(ケセラセラ)ー

鳴き声で、世間の耳目を集める「鳥」3選

お題「今日の出来事」

お題「これって私だけ?」

 今日は晴天。

 

はじめに

 

 今回、今日と昨日見た「鳥」が、何故、世間の耳目を集めて来たのかを、少し考えてみた。

 それは、❶春先にしばしば見られた「ヒバリ」、❷市街地街路樹周辺の住民をしばしば悩ませる「ムクドリ」、最後に、❸真夜中に突如として、甲高い声で鳴く「ケリ」のことである。

 

ヒバリ

 

 今日午前中、久しぶりに、田んぼに降り立った「ヒバリ全長17㎝)」を見た。時に、空中に「ヒバリ」らしき鳥が飛んでいたようであったが、「ヒバリ」との確信はもてなかった。それも、「ピーチクパーチク」というようなさえずりすら聞かれなかったので、なおさらである。

 

 その鳥の写真(2枚)は、次のとおりである。

f:id:grk1:20191215172252j:plain

f:id:grk1:20191215172416j:plain

 相変わらず田んぼに溶け込んでいる。この鳥の頭には小さな冠羽が見られるようか?

 春以来、「ヒバリ」の鳴き声はほとんど聞かれないよう。「ヒバリ」という鳥が世間の耳目を集めたのは春という季節の「揚げ雲雀」にあったからと言うことになろうか。

 まぁ~、歌の題材によく取り上げられることから、人にとっては心地よいさえずりなのであろう。

 

ムクドリ 

 

 今日の午後には、「ムクドリ全長24㎝)」が電線に止まっていた。「ムクドリ」は遠目から黒っぽく見え、かつ集団飛行行動する。そのため、その一個体は分かりにくいようであろう?今回は、10羽ぐらいが電線に止まっていた。

 

 その鳥の写真(2枚)は、次のとおりである。

f:id:grk1:20191215180150j:plain

f:id:grk1:20191215180340j:plain

 写真1枚目の2羽の「ムクドリ」を比べて見て、次の記事によると、「オス」の方が「メス」より体の色が濃いとのことであるので、左が「オス」で、右が「メス」なのだろうか?

ムクドリはうるさい鳴き声の迷惑な害鳥?ムクドリの歴史と真実の姿を紹介 - ネイチャーエンジニア いきものブログ

 

 「ムクドリ」が世間の耳目を集める鳥としての要因は、市街地の街路樹周辺における、大群による夕方以降の「騒音(ギャーギャー)と糞害(多量の白い糞)」にある。

ムクドリ大群 市街地大迷惑 騒音・フン、悩む自治体 薬や音、効果に限界 :日本経済新聞

名古屋駅近くの3本の街路樹に集まる無数の“ムクドリ” 対策に一定の効果も…問題解決は道半ば(中京テレビNEWS) - Yahoo!ニュース

 

ケリ

 

 3選目の鳥は、昨日早朝晴れの日に目撃した田んぼの「ケリ全長36㎝)」である。昨日は、珍しく撮影位置から10メートルぐらいのところに2羽の「ケリ」がいた。これまでは、50メートルぐらい先にいたのに、これほど近くにいるのにはびっくりした。 

 

 その写真(7枚)は、次のとおりである。

f:id:grk1:20191215184256j:plain

f:id:grk1:20191215184416j:plain

f:id:grk1:20191215184515j:plain

f:id:grk1:20191215184616j:plain

f:id:grk1:20191215184707j:plain

f:id:grk1:20191215184744j:plain

f:id:grk1:20191215184837j:plain

 「ケリ」は真夜中にけたたましい鳴き声をするので、田んぼ周辺の住民を驚かせるぐらいである。都会の人には馴染みがない鳥であろう。見た目では、「オス」と「メス」の区別はつかない。

 まぁ~、一般的には、世間の耳目を集めるような鳥でない。しかし、田んぼ周辺に住む住民にとっては、突然深夜に甲高い鳴き声をする迷惑な鳥のようか。要は、その鳴き声に慣れるしかないよう。

おわりに

 

 この最近、猛禽類の鳥は言わずもがな、偶に見られる田んぼ周辺の鳥が目に付くようである。いずれも、注目していないとスルーする鳥ばかりである。俄か田んぼバードウォッチャー」になって初めて、気づくことでもあろうか。

 それにしても、「バードウォッチング」という言葉が流行るだけあって、奥が深い。鳥の種類の区別は勿論、オス・メスの区別や幼鳥と成鳥の区別等、鳥の種類の特定には困難が伴うことが多い。

 今回挙げた「鳥」にしても、見た目からでは、そのオス・メスの区別がつきにくい典型であろうか。