諦観ブログ日記

ー Que Será, Será(ケセラセラ)ー

モズ(百舌鳥)なの?

お題「今日の出来事」

 

 今日は終日、一点の雲もない空。日の当たる場所は別にして、日陰は、涼しいというより、少し寒い。

 

 電線に一羽の小鳥が止まっていた。茶褐色だったので、最初は、スズメかと思った。しかし、よく見ると、尻尾は長く、鳴き声(キィキィキィッ!)も違っていたので、スズメではなかった。

 その小鳥は、次の写真(3枚)のとおりである。

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 この小鳥は、ひょっとしたら、「モズ」なのか?

 しかし、一般的によく知られている「モズ」の姿は、目元付近が黒いはずである。なのに、この写真の小鳥は、目元が黒くない。

 「モズ」ではないのだろうか?

 では、どういう小鳥なのであろう?

 

 そこで、この鳥によく似ている小鳥を、ネットでググって調べてみた。

 すると、通常、目元が黒いのは「モズの雄」のようで、「雌」は違っているようである。そのため、目元が黒くないから、「モズ」ではないとは即断できない。いろいろ他に似た小鳥と対照して、比較検討しなければならないようである。

 

 まず、考えられるのは、茶褐色の「ジョウビタキ」という小鳥である。しかし、次の記事によると、この写真の鳥とは、違うようである。

モズ - バードリサーチ 身近な鳥図鑑 http://www.bird-research.jp

 つまり、「モズの雌」と「ジョウビタキの雌」が茶褐色で姿形がよく似ているが、前者の方は、嘴の形が頑丈で下に曲がっていること、❷胸から腹に細かい横じまがあるとのことである。

 

 さらに、次の記事によると、「ホオジロ」とも似ているとのことである。

野鳥図鑑~謎がいっぱい!小さな猛禽『モズ』~ | ネイチャーランド能勢 体験イベント・天体観測&野鳥観察情報

 確かに、次の記事によると、尻尾の長さの点で、「ホオジロの雌」にも似ている。しかし、目の上が白いのと、嘴が下に曲がっていないので、この鳥でもなさそうである。

ホオジロのオスとメス。 ( 鳥 ) - 休日、写真。 野鳥と動物編 - Yahoo!ブログ

 

 それらよりも、むしろ「ノビタキ」の小鳥の方に似ているとの記事もある。

第39回 目指せ“草原の茶色い小鳥識別達人”! 秋の渡り途中のノビタキに会いにいこう! | 神戸宇孝さんの「野鳥観察に行こう!」

 これに掲載されている写真を見ると、確かに「ノビタキ」にそっくりのようである。しかし、「ノビタキ」はスズメより小さく、本来「夏鳥」で、秋に南に帰るとのことである。しかも、嘴は曲がっていない。これも違うのであろう。

 他に「モズ」によく似た小鳥をネットでググって探すも、見つからなかった。

 

 そこで、検討するに、冒頭部分に掲載した写真にある小鳥からは、「❶嘴の形が頑丈で下に曲がっていること、❷胸から腹に細かい横じまがある」のが確認でき、前記黒色太字記事記載の「モズ」の特徴と一致するようである。そうすると、その写真にある小鳥は、「モズの雌」に間違いなさそうか。

 

 これまで現認はできなかったものの、「モズ」の仕業でないか、との記事を書いてきた。やはり、「モズ」は我が庭に来ていたのであろう?

 なお、著名な作詞家「サトウハチロー」さんの「もずが枯れ木で」、鳴いてはいなかった。昔と違い、昨今は「もずの鳴ける枯れ木」も少ないようか。

https://www.youtube.com/watch?v=DENxJ9XJghk

grk1.hatenablog.com

 

 ところで、天候が快晴だったこともあり、ついでに「今夜の月」の写真も掲載しておくことにする。「秋晴れ」の夜に見られた月である。

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