諦観ブログ日記

ー Que Será, Será(ケセラセラ)ー

プライべート空間として、オーディオルームの役割を果たす車の有意義性!

今週のお題「わたしと乗り物」

 今日は曇り。蒸し暑い。

 

はじめに

 

 お題である「わたしと乗り物」について、先だって、「生活の足としての乗り物」について記事にした。しかし、それもさることながら、個人的な趣味の領域である「音楽鑑賞」についても、乗り物としての自家用車が、重要な役割を果たしていたことに気がついた。

 

 そこで、今回、音楽鑑賞の場所的提供として、自家用車(乗り物)の果たす役割を記事にしたい。なぜなら、音楽鑑賞愛好者にとって、カーオーデオは、非常に重要な位置付けを占めているからである。先だっての記事にも少し触れたように、カセットデッキ装着の可否が新車購入選定に大きな影響を与えさえしたのである。

 

 それにしても、上を見ればキリがないのか、次のブログ記事では、まさに、「クルマと音楽」について、車内音響は至福のオーディオルームになり得るか?として、高級感あふれる車内での音楽鑑賞事情を扱っている。

いい音になりやすいクルマ、難しいクルマ [カーナビ・カーオーディオ] All About

クルマと音楽 ~車内音響は至福のオーディオルームと成り得るか!?~

 

 本当は、そこまでの領域にまで行かなければ、真の音楽鑑賞の意味が減退するのであろうが、経済的な諸事情により、そこそこ満足できれば良いと考えている。

 低位クラスでは絶対駄目だが、さりとて最上位クラスまでは求めないまでも、中上位クラスで音楽鑑賞ができれば良いのである。

 つまり、聴いて感動を覚えられる程の音響効果が得られるか否かである。

 

音楽愛好者の音楽鑑賞環境について

 

 一部の人を除き、完備したオーディオルームを持っているという恵まれた環境下にある人は、そう多くいないものと推測する。特に、引っ越しを度々する人にとって、周囲に遠慮が要らない広い一軒家に住むということは少ないであろう。

 おそらく、「レオパレス21」の騒音問題下にあるような人々が多いのが、普通でないだろうか?

隣人の騒音のせいで反対側から怒鳴られた レオパレス経験者の声 - ライブドアニュース

 

 それのみならず、今日、例え一軒家であっても、防音壁を設置しないと、隣家に音楽が聞こえて来て、迷惑をかけることも多いだろう。

 除夜の鐘さえ周辺住民がうるさいとして、取り止めになるご時世である。(>_<)

騒音苦情あっても除夜の鐘を鳴らすべき理由 ユーザーの指摘に反響 (2017年12月18日掲載) - ライブドアニュース

除夜の鐘は「騒音」か~クレーム時代のまちづくり:研究員の眼 | ハフポスト

 

 そうすると、大きなスピーカー2台、高級アンプ、CDレコーダー等のオーディオセットを備えて、高級感あふれる音楽鑑賞をするということは、音楽関係者やマニア等で、かつ音楽環境に恵まれていないとできない相談でもあろう。

 それでも、究極の音楽鑑賞のために、何十万円もするヘッドホンを購入して、音楽鑑賞を余儀なくされる人も多いようか?

 

 しかし、高級ヘッドホンを使用しても、音楽鑑賞における聴き心地は、スピーカーで直に聞くのとでは、臨場感による体全体に伝わる感動を及ぼすか否かの点で、比べ物にならない。そして、それ以上の聴き心地の極致は、音楽ホールにおける音楽コンサートでの音楽鑑賞である。

 

乗り物である車の空間をオーディオルームにも兼用

 

 そこで、一般市民が誰でも簡便に使用できる、「乗り物オーディオルーム」としての車空間である。

 車は空間も狭く、窓を閉じれば遮音性が極めて高い。特に、高速道走行では車から漏れる多少の音も周囲には気にならないはずである。

 

 音響の良し悪しは、前述のブログ記事のように高級車に備え付けられたカーオーディオとまでは行かずとも、中位クラスのオーディオであれば、それほど劣るものがあるとは思えない。

 音楽の専門家・関係者やマニアでなければ、その違いは判らないと思える。

 狭い車空間のカーオーディオから聞こえる音楽は、体全体に響き渡り、車内はまさに「プライベート音楽ホール」とも言えようか?

音楽を聴きますか? | 毎週アンケート | ハピ研|アサヒグループホールディングス

 

自家用車のカーオーディオの変遷

 

 当初のカーオーディオは、カセットデッキであった。しかし、その後、カセットデッキCDレコーダーとなり、やがて、カセットデッキは廃れ、CDレコーダー兼MD又はDATとなった(以前乗っていた普通乗用車にはこれらが標準装備されていたので、数万円の費用をかけて、カセットデッキ兼CDレコーダーに取り換えた経緯がある)

 そして、カーナビが主流になる頃は、CDレコーダーも廃れる様相を呈し、ハードディスク、USBメモリ、SDカード等の音楽記録媒体へと変わって行った。

カーオーディオの歴史01 | 名車文化研究所

カーオーディオ - Wikipedia

 なお、次の記事が、カーオーディオの変遷について、判りやすく簡単に触れている。https://ongakuroom.com/car_music/

 

 かって、普通乗用車に乗っていた頃は、車内前部と後部に各2個のスピーカー計4個が装着されており、サラウンド状態で音楽が聴けたものである。また、カセットの音質についても、ノーマルカセット使用からローム又はメタルカセット使用になり、音質も格段に向上した。しかし、その後、より音質の良いCD全盛時代になり、カセットも廃れてしまったのである(アナログ時代の終焉からデジタル時代の到来、そして、その全盛時代へ)

 

 カセットの良いところは、長時間の再生と気に入った曲ばかりを、CDから録音してカセットに取り込めるという点である。CDーRも記録媒体としてそのように出来たが、時間が最大80分と短く、かつ高温等のせいもあり、幾度か再生すると使えなくなるという欠点があった。

 それゆえ、車内で音楽を聴くときはカセットを使用していた。音質もそれほど悪いということもない。 

 

 ところが、今回、軽自動車に乗り換え購入してみると、何と、カセットデッキが付いておらず、しかも、すべてがカーナビ使用になっていたのである。どうも、完全にカー用のカセットデッキは生産が中止となっており、どこも販売していないということであった。いずこのディーラーに尋ねても、そんなものは、現在販売していないというばかりであった。(>_<)

 

 困ったな!仕方がないので、ネットで調べてみた。

 ・・・すると、1社だけであったが、クラリオンカセットデッキ」があったではないか!(^^)/

 ディーラーは、高額なカーナビ販売で、車の儲けをかさ上げしているというネット記事を見つけるにつけ、まあ、そんなもんかなと思った次第である。

 

 ディーラーに、カセットデッキをネット記事で見つけたからと言い、カセットデッキ装着が新車購入の条件であるとの要望を伝えると、しまいには、探し出してくれたという苦い思い出がある。

 もっとも、乗り換え用の旧普通乗用車に付いているカセットデッキを外し、それを新しく購入する軽自動車に付け直してくれと言ったりもしたので、俄然、本気になって探したような感じであった。但し、新しいカセットデッキには、CDレコーダーが付いていなかった。(^-^;

 

 ところが、カーナビ仕様車用の配線では、カセットデッキがそのままの状態で使用できず、その配線を取り換える必要があった。その費用は数千円かかった。

 してみると、アナログ仕様のカー用のカセットデッキは、そもそも現在は使用できないような車の作りになっており、デジタル仕様車想定のために、まさに、カセットデッキ絶滅危惧種となっているのである。例えそれがあったとしても、特注ということになる。

  ところで、その後、車用カセットデッキ復活の記事を見つけた

「カセットテープ」を再生できるカーオーディオ登場! | AUTO MESSE WEB

人気復活?! カセットテープはおしゃれでカッコいい♪ - Neowing

 

カセット使用での車内音楽鑑賞に満足も

 

 今回の車には、スピーカーが車内前部に2個しか付いていなかったが、それで、音楽鑑賞には十分である。4個のサラウンド状態にしなくても何ら差し障りがない。

 ラジオを聴くことがほとんどない代わりに、カセット音楽ばかり聴いている。気に入った曲ばかり聴き続けることは、心の平安にも繋がり、ストレスを排除してくれる。

 

 ところが、昨今、あおり運転被害が人口に膾炙して、ドラレコ使用に困った現象が生じている。というのも、音楽音が車内に鳴り響くと、ドラレコ本来の音が聞こえなくなり、事故防止に欠点が出てくるのではないかということである。映像しか証拠として残らない可能性もある。

 

 やはり、ドラレコの本来音も証拠として重要である。あおり運転者の「こら~!」や「ボコっ!」等とかが、ドラレコに残らない可能性がある。

 また、車内の被害者の危険を発する声もかき消されるだろう。(-_-)

「あおり運転」車間距離違反の摘発急増 9割は高速上:朝日新聞デジタル

 

おわりに

 

 乗り物である車の有意義性について、単なる交通手段に止まらず、音楽趣味の具現化を図る乗り物の側面を有することを、縷々述べてきた。カーオーディオの役割は、今やカーナビに完全に取って代わられたような感じであるが、それでも、音楽鑑賞の役割がなくなったわけではない。

 

 むしろ、カーナビのBGM的役割が増えたからとの言い分もあろうか。さらに、今回のあおり運転傷害事件は、さらに、運転車内を音楽鑑賞的気分を一掃するかのようである。

犯人蔵匿・隠避容疑で51歳女逮捕 あおり運転 逮捕の男は暴行認める - 毎日新聞

 

 楽しいはずのドライブが、今やドラレコなしではいられなくなっているようである。

 音楽鑑賞どころの騒ぎでは済まされない事態もあり得ようか?

 しかし、そうであっても、音楽鑑賞のオーディオルームとしての、役割を果たし続けるつもりである。(^^♪

 あおり運転らしき被害に遭ったと思えば、音楽を消せば良いだけである。

あおり運転事故で「ドラレコ」販売急増 人気は高価格帯 : J-CAST会社ウォッチ

「あおり運転」事件でドライブレコーダー販売急増 | NHKニュース

ドライブレコーダー販売数急増 "あおり運転事件”で注目度再上昇 長野 (NBS長野放送) - Yahoo!ニュース

 

 最後に、1975年に森山良子さんが歌ってヒットした、「歌ってよ夕日の歌を」(作詞/岡本さとみ、作曲/吉田拓郎)を聴き、下記写真の夕日を見ながら、国道をドライブしよう。(^^♪

歌ってよ夕日の歌を 森山良子 1975 - YouTube

  ついでに言うと、1969年に森山良子さんが歌った「恋人」(作詞/山上路夫、作曲/村井邦彦)も、大変気に入った曲の一つである。

恋人 森山良子 1969 - YouTube

 

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(追記1)

 8月26日。曇り時々晴れ。

 マンションに住んで失敗した1位に、「防音設備が悪い(31.7%)」との調査結果が!

マンション選び、住んで初めて気づいた不満点1位は? - 記事詳細|Infoseekニュース

 

(追記2)

 8月29日。雨のち曇り。

 「ヘッドホン難聴に要注意」の記事

「ヘッドホン難聴」に要注意 世界で11億人の若者に難聴リスク(日刊ゲンダイDIGITAL) - goo ニュース

 

(追記3)

 9月22日、雨。

 「新車から消えるCD/DVDプレーヤー(新型カローラ)」

 いずれすべての新車から「CD/DVDプレーヤー」が消え失せ、かっての「カセットプレーヤー」と同じ運命を辿るのか!

 これではますます、音楽CD/DVDの販売が低下してしまう。ソフト面同様、ハード面さえも、その行く先は暗いようか?

新車から消えるCD/DVDプレーヤー もはや不要なのか? 新型「カローラ」にもなし(乗りものニュース) - Yahoo!ニュース