諦観ブログ日記

ー Que Será, Será(ケセラセラ)ー

可燃性粗大ごみ搬出・搬入と苦情申入れ。そして、それぞれの戸惑い!(>_<)

 今日は曇り時々晴れ。朝晩は過ごしやすいものの、日中は幾分暑い。

 

はじめに

 

 布団などの可燃性粗大ごみ搬出等時に、様々な戸惑いを経験した。道中の戸惑い、ごみ搬入時の戸惑い、ごみ施設職員等の対応に対する戸惑い、である。

 では、なぜこのような戸惑いが起こるのかを、いろいろ考えて見た。(-_-)

 

道中の戸惑い

 

 本日午前中、布団、座布団及びカーペットの可燃性粗大ごみを捨てに、車で、ごみ焼却センターに行った。

 布団など、ほぼ新品で、十分使えるのに家が手狭で使う見込みがないため、粗大ごみとして捨てざるを得ない。勿体ない話である。それらをリサイクル又はリユースする業者が見つからなかったからだ!(>_<)

 粗大ごみの持ち込み場所は、自宅から約8キロメートル先の東方、メイン道路から約1キロメートル山奥に入ったところにある。何年か前にもソファー等を捨てに行ったことがある所(その時は屋外)。

 道路から山へ入る道が分かりにくく、かつ道路に標示されているごみ処理施設の看板が小さくて、運転中は目に入らなかった。

 前回同様、今回も山にある施設へ至る入口が分からなくて、その場所を通過し、行き過ぎてしまった。おかしいな?と思いつつ、サブ道路を通って引き返した。人の記憶は、確かそこに入口があったんだがな?というのは当たっていても、確実にそうだということにはならないよう。

 

 しかも、今回は、前回と異なり、山道への道路も拡張舗装されていて変わっていたようだった。当然、入り口付近も変わっていたのであろうと思われる。

 かって記事にした「不燃性粗大ごみ」の別の搬出先と同様、ごみ捨て搬入施設は、山奥にあり、しかも道路にある施設標識表示も小さくて、そこへ辿り着くのに苦労した。(-_-;)

 やはり、多少場所の在りかへの自信はあっても、地図などで場所の再確認した方が良かったようである。最近は、特に道や場所の様子が変わる場合が多いから。

 

ごみ搬入時の戸惑い 

 

 ごみ処理施設窓口で、積み荷の重量を測るための受付手続きをした。そして、同施設屋内にある搬入場所で、車を停車させる際、具体的な場所や搬入方法が分からず、戸惑った。前と異なり、この場所では、初めてのことだったからである。

 

 担当者は黒マスクをしており、何を言っているのか、よく分からなかった。口調も悪かったように感じられた。口をもごもごしていて、命令口調にすらなっていたようだった。停車指定場所とバック止め方法の明確な指示がなかったのである。

 以前、不快に思った「不燃性粗大ごみ」の別の搬入先の不適切対応と、異なっていた。しかし、しばしば運搬して来る廃棄業者と同様に、当然知っているかのような対応振りであった。知るよしもなかったのに・・・。

 

 このような応対に対しては、気分が良かろうはずもない!

 特に、過去、別の不燃性処理施設のごみ捨て場所で、苦い経験をしていることもあって、なおさらそう思った。
 

 帰り際、施設窓口担当者に応対への苦情を言うと、「名前は誰?」とか、担当業務が異なるからのようなことを言って、窓口係員は、適切に対応すらしなかった。

 例え、担当業務は異なっても、同じ事業所の一員なのに、あまりにも事務対応の連携が悪すぎよう!

 素早く、多量の布団等の粗大ごみを車から搬出しないといけない状況の中、担当者の名前を聞く余裕がないことぐらいは分かりそうものなのに・・・。
 小馬鹿にされたような気分にもなった。

 

ごみ施設担当市職員の対応に対する戸惑い

 

 苦情への適切対応(例えば、責任者等に伝えておく)が微塵もなかったので、市役所に電話をした(過去、不燃性ごみ施設職員から不適切対応を受けて相談した際に、市の担当者に連絡する旨の了承を得ていた)。すると、市の担当者は相談当時と交代していたためか、市と管理組合(ごみ処理)とは別組織なので、そこにある管理組合の担当者に言った方が手っ取り早い旨を繰り返すのみであった(市役所も管理組合も同じ市の職員ではないのか?まどろっこしい!)。

 こちらとしては、市役所も管理組合も、さらに実際に受託してごみ処理事業をしている人々(このことは後に知ったことであるが、市役所の職員ではなかったのか?まどろっこしい!)も、一体だと思っていたんだが・・・。

 

 そこで、当該場所の別建物2階(管理組合事務所)に行って、事の話をする顛末となった(同一敷地内に、委託管理組合と受託民間事業者が混在するのも、まどろっこしい!)。まるで、たらい回し

 

 管理組合の担当者(2名が対応)は、業務委託を受けている民間業者が、実際のごみ処理をやっているとのことのようで、どこか無責任なようなことを言っているように感じられた。結局は、一応、苦情を伝えて置くというぐらいの話にしかならなかった。

 これも、おかしなことだ!指導すべきように思うんだが・・・?

 でないと、同じような不適切対応が、幾度も繰り返えされる懸念がある。

 思うに、どうも、業務委託・受託関係の妙を突いたような形になっているようか!

 しかも、おもしろいことに、管理組合の最高責任者(管理者)は市長である。当然、当該ごみ処理事業には、市から予算も支出されているのだ!

 

 やはり、市の廃棄物対策課とごみ処理管理組合は、別組織であっても、外部住民から分からないので、「一元的な窓口相談室」を設けてもよいのではないだろうか?と思われる。

 そうでないと、職員ら相互の連携や指導管理体制が、不十分になるのではないだろうか?

 おまけに、どこの自治体も、経費節減のためとして、ごみ処理受託民間業者を、間に絡ませている。これはある意味、一般住民からして、経費節減は名目で、むしろ責任所在の不明確さの現出のようにも思え、複雑怪奇な感じさえする。

 おそらく、経費節減は正しかろうとも・・・。

 

責任所在の曖昧性に異議も

 

 つまり、「市役所の廃棄物対策課」と「ごみ処理管理組合」、そして、「ごみ処理受託民間事業者」の相互連携・指導監督関係が、不十分でないのかという疑問である。

 そのことが、住民対応に対する責任の所在を、曖昧にしているように思われる。

 

 かって記事にも書いたが、昨年4月からの「ごみ袋の有料化」により、住民の負担が重くなっている。最大で4倍もの値段が上がっているのだ!

 一方で、「ごみ捨てに関する市の住民サービス」が向上したという話は聞いていない。ごみの有料化になれば、それに伴い住民サービスが向上するのが普通であろう。

 確か、ごみ袋の有料化の理由の一つに、人件費値上げ等、関係者の処遇改善のことにも触れていたように思う。

 なのに、ごみの苦情に関する対応又は責任関係が、以前と同じ不十分かつ曖昧なままでは、「ごみ有料化」の意味がないように思われよう。

 

 ちょうど、この4月に、市街化調整区域から市街化区域に変更になり、多額の「都市計画税」まで付加されているのに、当該住民には何らのメリットがなかったのと同じような構図である。

 この2年ばかりで、住民負担が顕著に現れているのに対し、一等地での市民ホール等特定人が利用する建物の建設ばかりが目立つ。他方で、多くの住民の利用頻度が高い図書館は相も変わらず、山の上にあり、車を使用しないと、利用するのが困難な立地にある。

 これらを総称して、「官製ボッタクリ」と思うのである。

 それはそれとして、いずれにしても、住民対応において、地方行政への「戸惑い」を無くすべきである。

 

おわりに

 

 ごみ搬出において、近隣同士が、その分別・仕分け方法等についてトラブルがあるのは、よく聞く話である。

 ごみ処理センターでのトラブルが問題にならないのは、通常、廃棄運搬業者が搬入するからであろう。しかし、当自治体では、例えば、粗大ごみは当然のことだが、「はぶらし」のような小物等さえも、住民がごみ処理センターへ持って行かないといけない!これぐらいは、何故?と思っているんだが・・・市の担当者は、「決められたこと」との一点張りであった。

 

 そうすると、一般住民とごみ処理センターの職員とのトラブルは多くなるはずである。なぜなら、少なくとも1年に1回は、「はぶらし」等の小物を持ち運ぶということになり、不慣れな住民にとっては、その搬入方法について戸惑いが出て来る。

 であれば、常時、持ち運んでいる廃棄運搬業者と同じように、うまく搬入できるはずもないだろう!

 そのよい事例が、一昨年に書いた次の記事に現れていようか。

 不燃性粗大ごみの搬出 - 「余所(ヨソ)事でない」ブログ日記

  

 繰り返すが、昨年4月からごみ袋が有料化されているのに、これによって、ごみ捨てに関する住民サービスが向上したようにも思えない。この「ごみ有料化の痛み」について、かって、次のような記事を書いた。

ひぇ~有料指定ごみ袋の値段が高~い! - 「余所(ヨソ)事でない」ブログ日記

 

  そういう状況下、今のところ、ごみ処理センター職員の住民に対する対応が、改善されたように思えないのだ!

 苦情を言う人もいてもよいはずなのに・・・田舎の人は従順なのであろうか!市民オンブズマンは都会だけにしかいないのか。

 高額な「ごみ袋有料化」は、何であったのか?と首を傾げたくなる。

 

 常々、地方財政は厳しいことを理由に、それに伴う応分な負担を住民に押し付けている割には、地方当局のやっていることは、従前のままが多いよう。つまり、地方議員の海外視察旅行等である。

 ごみ有料化に伴う収入とか、市街化区域編入による都市計画税は、真に本来の目的に沿うような使われ方をしているのか疑問であるのだ!

 ちょうど、消費税の増税社会福祉に使われると言っていたのが、大したこともなかったように!また、復興特別税にしてもそのようなことが言えるのではあるまいか?

 

 ごみ処理センターへ行く機会はほとんどないものの、今後共、その状況を見守りたいと思っている。

 なお、昨年は一度も行っていない。 

 

 余談にはなるが、次の記事を読むと、「ごみ袋有料化」4倍もの値上げ理由も、これと同じような感じになっている気もする。(-_-;)

藤井聡「“国民の借金”などない!消費税増税で年収150万円減も」- 記事詳細|Infoseekニュース

 

 (ごみ処理センター受付窓口の写真)

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