諦観ブログ日記

ー Que Será, Será(ケセラセラ)ー

ひぇ~有料指定ごみ袋の値段が高~い!

 今日は、朝から快晴続き。寒さも緩んで来た今日この頃。先だって、長年大切にして来た「蚊取り草」(蚊対策)や「サンセベリア」「ポトス」(空気の清浄効果)等の観葉植物をとうとう枯らしてしまった。これまで、冬でも室内でよく耐えてくれたが、今回はダメだった。

 今日午後3時、4月1日からごみ有料化になるので、新しい指定ごみ袋を買いに店に行った。

40ℓと20ℓ入りのそれぞれ10枚入りの燃やせる指定ごみ袋と、40ℓ入りの10枚入りの資源用指定ごみ袋である。

 ある程度高くなるとは思っていた。ところが、これまで100円だった40ℓ用のものが、燃やせる指定ごみ袋は400円、資源用指定ごみ袋は200円と、格段に高くなっていたのにびっくりした。ちなみに、20ℓ入りの燃やせる指定ごみ袋は200円である。

 以前、次のような、金沢市でごみ有料化反対運動をしている記事を見たことがある。

家庭ごみ:有料化、溝埋まらず 金沢市で来月1日スタート - 毎日新聞

 私の住む小都市では、ごみの減量や資源化の促進について、市役所の広報誌が配布されたものの、金沢市のような有益な反対運動は見られなかった。4倍も値段が跳ね上がることに住民からは、反対の声が上がらないのだ。

 市議会で、これほど、住民に負担をかけることについて、実りある議論がなされたのか疑問が残る。具体的かつ明確な4倍もの値段が跳ね上がらなければならない根拠が分からないのだ。

 市長選挙でも市議会議員選挙でも、候補者が誰で、どういう人か、そして、どういう公約で選挙に立候補しているのか、十分に周知がなされていない。小さい街だけに、市長にしても、議員にしても、決まった地域や階層の支援者の票で、市長や議員が決められていそうである。

 それだけに、喧々諤々の議論がなされたのか疑問を禁じ得ない。得てして、なあなあの側面があるのではないだろうか。そこが、金沢市のような都会とは違うところだろうか。

 たかが、ごみ袋ぐらいの4倍の値段になったって、ごちゃごちゃ言うな、と言う人もいるかも知れないが、多種多様の公租公課の値上げや生活必需品物価の値上げ等、すべての面で少しずつ支出を余儀なくされているのが現状である。今はその積み重なりが家計を圧迫しているのである。

 ちりも積もれば山となるぐらいに、多額の出費を強要されているのだ。さすれば、たかがごみ袋が4倍の値段に跳ね上がったぐらで、という批判は当たらないはずであろう。エンゲル係数も高くなるのは至極当然である。

 次のとおり、日本は先進諸国の中でもイタリアに次いで、高いのだ。

図録▽主要国のエンゲル係数の推移

mainichi.jp

 

 多種多様な公租公課の少しづつの値上げや物価の上昇は、庶民の家計を苦しめるものとして、警戒して行きたい。といっても、公租公課の値上げは対策の施しようがない。しかし、その中でも、対策が施せるものは、施そうと思うが・・・でも難しい!